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■合格体験記

凝縮必須パック受講

論文集中パック受講

凝縮論文講座受講

凝縮基礎短答講座受講

定義趣旨凝縮講座受講

判例凝縮講座受講

 

■受講感想

受講感想はこちら(凝縮塾HP)

合格体験記(凝縮必須パック受講)

 

 最終合格者 S.Aさん(大阪府) 

受験歴:2年(短答2回、論文1回、口述1回)
職業:特許事務所勤務
年齢:32歳
 
凝縮塾の受講講座:
 凝縮必須パック(スタンダードコース)CD
 
1.凝縮塾受講のきっかけ
 4月に特許事務所に転職し、特許技術者として勤務することになりました。それから弁理士試験の勉強を開始しましたが、どのように勉強していったらいいか分からずにいました。そこで、事務所の上司に相談したところ、上司と西原先生が当時の受験仲間であり、上司も凝縮塾について良い印象を持っていたということもあり、一度、西原先生にお話を伺う機会を頂くことになりました。
 そこで、勉強方法について、話を聞いたところ、とても効率の良い勉強法であると直感しました。そして、後日早速、受講の申し込みをすることにしました。
 
2.勉強方法
 最終試験合格後の祝賀会等に参加し、試験委員の方から、「最近の受験生は予備校のテキストで表面的に勉強して知識を得るので、短答、論文はなぜか受かるが口述になってきちんとした知識が全くないことに気が付く」、というご批判を受けました。試験委員は受験生に対してとにかく条文を読ませたがっているという印象を受けました。口述試験で、条文の暗唱を求められるのもそのためかもしれません。
 凝縮塾のテキストは、とにかくエッセンスが凝縮されており、確かにこれだけ読んでおけば短答試験、論文試験は合格できるというものです。しかしながら、西原先生も講義の最中に、条文をきちんと読むことを勧めており、試験前には条文を全て一日で読むことを推奨しています。ここに試験勉強の本質があると感じました。
 条文をすらすら読むということは、思いのほか難しいことです。いきなり知識のない状態で読み始めたら、何が書かれているのか分からず一日で特許法の第一章を読めるかどうか程度だと思います。しかし、テキストを用いて講義を受けた後に読んでみると条文の内容がすっと入ってきます。ですので、テキストは条文を読めるようになるためのツールであると考えるのが良いのではないかと思います。テキストも一度読んだだけでは全て理解することはできません。条文とテキストを交互に読み込むことで、知識は深まっていき、最終的には、条文を読む際に、テキストでは審査基準、判例等についても触れられていたなといったことを思い出しながら内容を確認し、特許法から商標法までを一日ですらすらと読むことが可能になります。このような勉強をしておけば、口述試験対策で条文の暗記をしなければならない時でもそこまで苦労せずに済むのではないかと思います。
 個別の勉強方法について、感じたことをもう少し紹介させていただきたいと思います。
 
2−1.短答試験
 まずは、短答試験がありますので、それに向けて勉強を開始することと思います。私は、「凝縮基礎短答講座」と「凝縮論文対策講座」を受講しました。例えは適切ではないかもしれませんが、「凝縮基礎短答講座」は、個々の武器、防具それから攻撃方法、防御方法についての講義です。特許法では、このような攻撃方法がありその時に用いられる武器にはこのようなものがある、一方、防御方法としてはこのようなものがあり、防具としてはこのようなものがある、といった解説です。そして、「凝縮論文対策講座」は形(かた)についての講義です。こういう攻撃を受けたら、こういう防御をして、さらに反撃をする、といったある程度決まったパターンについての解説がなされます。ですので、武器、防具について知らなければ、形を理解することができませんが、形について理解を深めると武器、防具について、なぜこのような武器が必要となるのかという意味が実感として簡単に飲みこめるようになります。
 もちろん、勉強方法には個人個人向き不向きがありますが、まずは短答試験をと思って「凝縮基礎短答講座」ばかり勉強するのでなく、一通り短答の勉強が終わったら、「凝縮論文対策講座」の勉強をなるべく早く開始するのが良いのではないかと思います。そして、形を覚え、全体的な流れを把握してから、再度、「凝縮基礎短答講座」に戻り細部の理解を深め、条文を読み込むといった繰り返しになると思います。条文やテキストは何度読み返しても、新たな発見があるので面白いものです。自分の理解が深まっていることを実感できると思います。
 私は、短答試験に二年かけたのですが、一年目は勉強時間を十分に確保することができず、テキストをやり終えるので精一杯で、過去問の勉強を全くすることができませんでした。西原先生も講義の時には、再三再四、過去問をやるようにおっしゃっていたのですが、それをやらなかったのは本当に失敗であったと思います。そのため、細かい引っ掛け問題などに対応できませんでした。それでも、半分は解けたのは「凝縮基礎短答講座」のテキストが非常にかゆいところまで届くものであったからだと思います。
 二年目の試験は、法改正がなされた後のものでしたが、その他の講義は受講せず、昨年と同じ凝縮塾のテキストを用いて勉強しました。条文と特許庁が出している改正説明会テキスト等を読み込み、凝縮塾のテキストの改正箇所については自分で適宜修正を加えるという勉強方法のみで十分対応可能でした。そして市販の過去問を1冊購入し、それをしっかりやることで、短答試験を通過することができました。

2−2.論文試験
 「凝縮論文対策講座」は一年目にも一通りやっていましたので、二年目はそれをもう一度やり直しました。勉強方法については、講義で言われる通りやればいいので、特にコツはいらないと思います。そして、市販の過去問を1冊購入し、その勉強をしました。問題は多種多様に見えますが、パターンはほぼ決まっています。そしてそのほぼ全てのパターンは、「凝縮論文対策講座」の模範解答に書かれています。また、コンパクトな模範回答ですから、覚える内容もそこまで膨大ではありません。ですので、模範解答をパターンごとに何度も書き写し、覚える勉強をしました。凝縮塾から配られる解答用紙は本番同様のものですので、その用紙を用いて模範解答のそれぞれのパターンについて書く練習を何度も繰り返していると、答案構成をした段階で、これを書くのに何分、何行くらいかかるというのがだんだん分かるようになってきます。それによって、この問題に対してはどの程度書くのが試験時間と解答用紙との関係から妥当であるかが分かるようになります。
 また、法の趣旨を問う問題も多く存在しますが、論文試験で問われるような趣旨問題の内容はほとんどが「キーワード凝縮レジュメ」に集約されています。それをきちんと覚えておき、また「凝縮基礎短答講座」の「凝縮基礎レジュメ」の趣旨部分を読み返しておけば十分に対応可能であると思います。

2−3.口述試験
 論文試験が終わった後、口述試験の勉強を始めましたが、正直、口述試験はそんなに難しいものではないだろうと甘く見ていました。それで、とりあえず過去問だけやろうかと思ったのですが、それを読んで問われる問題があまりに難しく愕然としたのを良く覚えています。条文の暗唱、法の細かい趣旨、理由づけなど、論文試験より細部について聞かれるという印象を受けました。過去問を解きながら、こんなこと聞かれたら大変だなと思ったのですが、初めて聞いたような答えであったにも関わらず、「凝縮基礎レジュメ」を読み返してみると、その答えのほとんどが書かれていることに気がつきました。テキストは何度も読み込んでいたつもりでいましたが、何度も読むうちに、特に細かい理由づけなどについて、読み飛ばしている部分が多く存在していたのです。そこで、過去問を見ながら、「凝縮基礎レジュメ」を見てその回答を探すという勉強をしました。さらに、「凝縮基礎レジュメ」と「キーワード凝縮レジュメ」について、趣旨だけに着目して最初から最後まで読み返すということもしました。これによって、なんとか自信を取り戻すことができました。繰り返しになりますが、テキストは何度読み返しても、読む視点を変えるだけで新たな発見があり、とても面白いものです。
 また、条文の暗記も大変です。とにかく、条文を何度も何度も読んでいたおかげで多少は楽でしたが、やはり覚えなければならない量は膨大です。覚えるだけでなく、すらすら言えなくてはいけません。そこで、ICレコーダを用いて、録音しながら条文を読み、それを歩いているときなどに聞くという方法を用いました。録音しながら音読することで、緊張感を持って条文を読むことができるようになります。また、きちんと発声することで、本番ではきはきしゃべれるようになると思います。また、それを時間があるときに常に聞いていることで、記憶が定着していきます。私は暗記が苦手ですので、とても苦労しました。なるべく早く始めるのが良いと思います。今になって思えば、短答の勉強の時から、条文を暗記するくらいのつもりで読んでおくべきでした。

2−4.その他
 私の場合、講義媒体はmp3でしたが、途中から西原先生の勧めでICレコーダを購入しました。ICレコーダはとても便利でした。講義を何度も聞き返せるのが通信講座の良いところですが、ICレコーダを用いれば、2度目は2倍速で聞くことで、半分の時間で終えることができます。また、口述試験の際にも、音読したものを録音するのに用いることができ、とても重宝しました。自分で音読したものを録音して2倍速で聞くというのも有効な勉強方法であると思います。

3.最後に
 以上、私の勉強方法をご紹介しました。弁理士資格を取ったからといって特許技術者としてのスキルが飛躍的に向上するわけではありませんが、法体系をきちんと理解していなければ、顧客に対して適切なアドバイスをできないのも事実です。そして、試験を通過したことは仕事上での自信にもつながります。もちろん、長い期間勉強することで、得られる知識は非常に貴重なものであると思いますが、効率的な勉強方法で試験を終え、実務のスキルを磨くことに重点を置くというのも良い選択肢であると思います。大学受験の頃とは異なり、勉強だけしていれば良いわけではありません。勉強時間を確保するのが難しいからこそ、凝縮されたテキストを用いて効率的に勉強することを勧めたいと思います。
 この場を借りて、西原先生に感謝申し上げます。また、受験生の皆さまのご健闘お祈りしております。

合格体験記(論文集中パック受講)

 

 最終合格 T.Uさん 

 ■受験歴:
 短答 1 回・論文 2 回・口述 1 回
 職業:会社員
 
■凝縮塾の受講講座
 論文集中パック(プレミアムコース)
 
■短答試験合格まで
 私が本格的に弁理士試験合格を志したのが11月でしたが、 まずは翌年5月の短答試験に合格すること、さらにその翌年の論文・口述試験に合格することをスケジュールとして、そこから逆算して必 要な勉強を効率的にやっていこうと決めました。(下地として知財検定2級などの勉強・資格取得はすでにしていたので、まあ何とかなるかと最初は軽く考えておりました。)
 企業の知財部に勤めていて、基本的な知識は身についていると(実際勉強を始めて、試験に必要な知識が全く不足していることを思い知らされましたが)考えていたことと、6か月しか短答まで時間がなく、短答突破に必要なことを集中してやるべきと考えたことから、①基礎知識の習得は書籍を購入して独学で済ませること、②過去問を徹底的にやること、③(大手予備校の短答向け通信講座を取って)短答試験に即した基 本テキストを入手することの3点に絞って勉強を進めました。
 しかし、基本書読み込み路線に早々に行き詰まりを感じ、2ヶ月後には何となく体系だけが分かった時点で青本や基本書の精読は止め、過去10年分の過去問をとにかく解いて、それを条文ごとにまとまった大手予備校の短答向けテキストに書き込む、そして1度間違った問題は2度間違えないように復習を徹底する方針に切り替えました。  過去問については肢別に○×をチェックし、問題自体が出来ても肢レベルで全問答えられるようにならなければ合格にしないという方法で、やり込んでいきました。その過程で良く分からない項目があったときは 辞書的に基本書や青本を引くという方法にすることでかなり効率が上がり、分かる問題も増えていきました。
 短答合格まではほぼ独学での勉強だったので、上記のやり方が正しいのか自分でも自信がありませんでした。そこで弁理士試験の勉強方法の本も何冊か購入したのですが、その中に西原先生の「弁理士試験 合格一直線」(法学書院)があり、これに非常に力づけられました。
 この本は通常の勉強方法の本と違い、知財の知識がまったくない主人公が一念発起して弁理士試験に挑戦し、合格するまでのストーリー仕立てになっているのですが、1回目の短答で玉砕したり、長い試験勉強の中でモチベーションが下がる時期があったり、同じ時期に勉強を始めた仲間が先に合格したりと山あり谷ありで臨場感がある内容で、またその対処法もミニコラムとしてそのページに細かく対応して書かれているので、自分の勉強方法をブラッシュアップしていく上で常に参考になりました。この本は最終合格まで私の座右の書になり、凝縮塾の講座を受講するきっかけになっています。
 
■論文試験合格まで
 論文試験の選択科目は免除を受けられたので、必須科目のみを受験しています。
 受験初年度は短答試験合格だけを考えて勉強しており、自己採点でギリギリ短答合格という結果が出たものの、論文の書き方がさっぱりわからず、普通に受けても玉砕するしかないという状況でした。ただ、せっかくの受験のチャンスを無駄にしたくなく、残り2か月でできることは何かと考えた上で、凝縮塾に至りました。
 前述の「弁理士試験 合格一直線」で西原先生の考え方(現実的に書ける表現を学ばなければ、意味がない、重厚答案より凝縮答案を目指すべき)に共感したのと、残り2か月で覚えられるのはやはり29Pのキーワード凝 縮レジュメしかないだろうと考えたからです。
 結局この年は特許E、意匠Fという散々な結果だったものの、一方商標Aという結果は得られ、「凝縮塾の学習方針で1年間勉強すれば絶対に論文突破はできる」と感じ、秋から本格的な論文の勉強に突入しました。
 凝縮塾では「凝縮論文対策講座(本編)」を受講したほか、独学で進めた短答試験とは違い、大手予備校の論文対策講座や答練講座も週1〜2回のペースで受講しました。これは、インプット重視の短答とは異なり、論文は実際に文章に書くというアウトプットが出来なければ、 頭で知っていても全く点数に繋がらず、そのためにはとにかく書く練習が必要と感じたからです。(アナログな答案作成の現場では、反復練習で筆力をつけるしかありません。書けば書くほど「腕が覚えている」という感覚が出てきます)
 大手予備校の答練も勿論 筆力のブラッシュアップに役立ちましたが、その時に心がけたことはやはり凝縮塾の「コンパクトに、簡潔に」書くという教えでした。具体的には、凝縮塾の教材である「キーワード凝縮 レジュメ 」をA5サイズのポケットファイルに縮小コピーしてまとめ、暗記に使う緑チェックペンでキーワードをマークし、赤のクリアシートと組み合わせることで、電車の通勤時間でキーワードを隠してすらすら言えるように毎日反復練習していました。また、答練にも常にこのファイルを持参し、答練終了後には提出前に答案をコピーさせてもらって、点数表を元に自己採点をその場で行うと共に、「キーワード凝縮レジュメ」の表現が実際に書けていたか、また新たに使えそうな表現が模範解答にあるかをチェックし、良い表現があればファイルの余白に追記していきました。(書き込む文字も覚えるべき表現は赤ペンにし、赤のシートで隠れて記憶しやすいように工夫しました)
 このポケットファイルは特許・意匠・商標と3冊作りましたが、絶対覚えるべきキーワード・完結表現のコンパクトなサブノートになり、答案作成時のコア知識として自分のスタイルを確立する上で非常に役立ったと思います。
 なお、凝縮塾の凝縮論文対策講座とセットになっている答練ですが、私は文章講評ありのコースを取りました。
 採点が丁寧なことは凝縮塾の勿論良い点ですが、「答案構成も送ってチェックしてくれる」という方針が何より素晴らしいと思います。論文試 験において答案構成がきちんと仕上がっていれば、答案はただ構成通りに機械的に書くだけであり、本来考える時間は必要ありません。その意味で、答案構成のスタイルが出来上がっているかは合格可能性に直結するものです。どのように答案構成を簡略化・最適化していくかについても相談できる点で、他の予備校とは違う、凝縮塾プレミアムコースの価値があると感じました。
 また、論文指導法については「余計なことを書くな」と教える方針が良いと思います。本試験ではまんべんなく論点を拾って書くだけでも時間ぎりぎりになってしまいますし、気づいた検討事項は論点落としが怖くて、本筋でないと思っていても少しは触れたくなってしまうものです。その際、冗長な記載を普段から許していると、必要な論点も書き切れませんし、少しだけ触れたい論点も長々と書いてしまうことになり、結果十分な点数がつかないことになります。(以前聞いた元試験委員の先生の話だと、余事記載は減点にならない代わり、点もつかないのでその分が無駄になるとのことでした)過去問の模範解答などでたまに4Pを 超えるような長々とした答案を見かけますが、現実に試験会場で書けない答案で学習することはかえって有 害であり、合格が 遠のくと思います。
 結局、受験2回目の論文試験を約1年間の論文学習で無事突破できたのも、凝縮塾の答案作成の考え方を基礎とし、その考え方に沿った形で簡潔答案が作成できるよう、練習を重ねたからだと考えています。
 
■口述試験合格まで
 論文試験は手ごたえ的に多分合格できたかなと感じていましたが、論文直前に必死で勉強していた反動からあまりやる気が出ず、論文合格発表までは何度もやった「キーワード凝縮レジュメ」や「定義趣旨凝縮レジュメ」を読み返したり、口述の過去問を何度か線を引きながら読んでみる程度で、気合が乗った勉強ではありませんでした。
 これが悲劇のもとで、実際に論文に合格し、直近の口述練習会に参加してみたところ、まったく口頭で言えず、1問目で制限時間切れという羽目になりました。他の受験生がすらすら答えられる中、自分がまったく答えられないというのは相当にショッキングで、論文合格発表から口述試験まで3週間しかないこともあり、その年の合格はとても無理と一時はあきらめる心境にもなりました。
 口述の反省点として、「書く」回答と「言う」回答はまったく違うということです。また、目で見て理解する情報と1回だけ耳で聞いて理解する情報も異なります。口述は過去問からの出題比率が大きいたため、過去問が何より大事な試験ですが、過去問集を眺めているだけでは、私のようにいざ口頭で回答する段になってまったくできないことに慌てふためくことになると思います。
 
■最後にー凝縮塾の活用法
 最後に私が感じる凝縮塾の良さ・活用法について書きたいと思います。凝縮塾について私が共感するところは、効率的な勉強方法を提案しているものの、それは楽・安易な勉強法ではなく、あくまで正しい方向性であるところです。西原先生は条文の読み込みや過去問の重要性も説いておられますし、キーワード凝縮レジュメが29Pといってもそのワードがどうして選び抜かれ、抽出されているか理解していかなければ、本当の意味で使いこなすことはできません。凝縮答案の技法にしても、簡潔な文章を相手に伝わるように時間内で書くというのは、実務でも要求されるスキルであり、決して小手先のテクニックを教えるような講座ではないと実際に受講してみて感じています。
  一方 、私のような社会人受験生が重要なキーワードを青本や基本書、レジュメから独学で抽出したり、本試験で評価される凝縮された表現を編み出すというのは、膨大な時間がかかりますし、作ってもそれが正解かはわからず、効率的ではありません。凝縮塾はやる気がある受験生に正しい道しるべとなる勉強方法・ツールを提供している塾であり、私が当初目標通りのスケジュールで合格できたのもここで学んだことが大きかったと実感しています。
 受験期間は思い通りにいかないこと、苦しいこともあるかと思いますが、努力の方向性を間違えなければ必ず合格に到達できる試験だと思います。受験生の皆様、栄冠を勝ち取るため頑張って下さい!

合格体験記(凝縮論文対策講座他多数受講)

 

 最終合格者 S・Sさん(東京都)

■受験歴等
 ・短答3回、論文3回、口述3回
 ・職業:知的財産部 職員
 ・年齢:38歳
 
■ 受講した講座(ほぼフルコースで受講・活用させていただきました。)
 ・プレ講座
 ・凝縮基礎短答講座
 ・凝縮論文対策講座 本編
 ・定義趣旨凝縮講座
 ・判例凝縮講座
 ・過去問攻略講座
 ・口述模試
 
■ はじめに
<凝縮塾との出会い>
私は、短答免除制度が開始される前年に勉強を開始し、短答免除狙いで試験を受けた翌年5月末の合否不明の不安定な時期に凝縮塾と出会いました。幸い、その年の短答試験は合格したものの、勉強の基礎が全くできていないと痛感していたので「凝縮基礎短答講座」から受講を開始しました(短答免除狙いでしたので、当然その年の論文は不合格…)。
こうして私は、短答合格後〜口述模試までお世話になり、特に論文合格までは、凝縮塾のお陰で、何かにつまずくこともなく、とても順調に勉強を進めることができました。本当に感謝の言葉では言い表せない気持ちでいっぱいです。
今回はその恩返しの意味も込め、これから凝縮塾を受けようとしている方々等の早期合格のお役に立てればと思い、稚拙ながら、合格体験記としてまとめ、お伝えしたいと考えております。
 
  <勉強方法の考え方について>
勉強方法については、人それぞれ、受験期間、個性やこれまでの人生経験などによって異なるかと思いますが、私は凝縮塾に出会う前の勉強経験から、以下の3点が重要であると考えておりました。
1つ目は、「いかにコンパクトな表現で覚えるか」です。
冗長で非常に長い文章の論文解説や論文用基礎レジュメをよく見かけますが(本試では絶対に書ききれないであろうもの)、これでは覚えられないし、覚えられないものは書ける訳がないと考えておりました。従いまして、いかにコンパクトな表現で実際書けるように覚えるかが論文合格には非常に重要と考えておりました。
 
2つ目は、「いかに繰り返す回数を増やし情報を血肉化するか」です。
上述したコンパクトな表現を「覚える」→「忘れる」を繰り返し、血肉化することで、反射的に論文の問いに対する答えが頭の中に浮かぶようになりますので、いかに何度も繰り返すことができる量の資料を作りあげるか、若しくは入手するかが重要と考えておりました。
 
最後の3つ目は、「短答から口述まで最後まで使える情報を一元化した資料を持つこと」です。
私は、先に述べた事と重複しますが、色々な資料に手を出すべきでなく、できればコンパクトな表現でまとめられた一元化された資料を何度も繰り返すべきと考えておりました。その方が資料整理の混乱が防げますし、全ての情報はそこにある安心感が持てますので、より勉強に集中することができると考えたからです。
 
この3点全ての考えが、凝縮塾の講座及びテキストに徹底されていたので、私の場合、本当にスムーズに凝縮塾の勉強方法になじむことができました。もし、受講を迷っていらっしゃる方であって、上記の勉強方法が重要と感じる方であれば、受講して後悔はないと思います。
それでは、続いて、試験ごとの対策等について、述べていきたいと思います。
 
■ 短答式試験について
私の場合、短答合格後に凝縮塾のお世話になりましたので、短答試験について直接凝縮塾の指導は受けませんでした。しかし、合格後復習の意味で受けた「凝縮基礎短答講座」は「いい意味」で私の期待を裏切ってくれました。
使用するテキストは「凝縮基礎レジュメ」になりますが、これはいわゆる論文の勉強で使う「基礎レジュメ」に相当するもので、初めて見ると、「これが短答用のテキスト?」と思うかもしれません。しかし、各項目(例えば、特許なら新規性、進歩性等)が非常に、端的にまとまった記載となっており、読み進めることについて、他社の教材とは異なり、全くストレスを感じませんでした。そのため、あっという間に数回は読み込むことができ、これが結果として弁理士試験全体の基礎・土台を再構築するのに大変役立ちました。
そういった意味では、短答対策にもなりますし、論文対策にもなるという、一挙両得な講座でした。そして、何より、ここで使った「凝縮基礎レジュメ」は短答合格後も論文・口述と最後まで手元において役立つ、弁理士試験の『座右の書』となりました。
従いまして、短答試験から凝縮塾に参加される方は、この講座とテキストをフル活用し、条文集にて重要な条文を読み込み(使用する条文集は、余白に様々な情報を書き込める四法対照条文集の使用をお勧めします。)、過去問(5年程度で十分と考えます。)解いておけば、大よそ短答対策としては十分ではないかと思われます。
それでも不十分であると感じたり、自身の弱点が見つかったりした場合は、凝縮塾を勉強の軸とし、必要に応じて大手受験機関等のオプション講座等の受講を検討すればよいと思います。
 
■ 論文式試験について
<凝縮塾の講座について>
 論文試験では、何といっても「凝縮論文対策講座 本編」の「キーワード凝縮レジュメ」・「論文パターンレジュメ」が役に立ちました。役に立ったというよりは、この2つの教材のお陰で論文に合格できたといっても過言ではないと思います。
 使い方としては、まず論文合格に必要な知識を血肉化するため、「キーワード凝縮レジュメ」を私は20回以上読み込みました。とは言え、たったの29ページなので、さほど苦痛もありませんし、時間も取られませんでした。これは受講された方ならみなさんそう思うのではないでしょうか。
そして、蓄積した知識を答案に反映し、吐き出す「型」を覚えるため、「論文パターンレジュメ」を活用し、受験機関の答練や日々の勉強での答案構成で「論文パターンレジュメ」の型が再現できるか、何度も『訓練』しました。
目安としては、1受験シーズンの2つの受験機関の答練を受ければ、大よそ試験の出題範囲はカバーでき、後述する論文過去問攻略講座の問題や受けた答練の問題を復習材料として、1日3〜5問くらいの答案構成(1問20分程度)を行えば、合格するために必要な相当の力が付くと思われます。
 その他の講座として、「定義趣旨凝縮講座」では、昨今、意匠法などで趣旨がよく聞かれると思いますが、そうした類の問題に対応するのに非常に役立ちました。趣旨を聞かれた場合、よく「定義→趣旨」の流れで記載すると好印象であると言われますが、そういった対応力がこの講座で養われました。また、過去問対策としては、解答が非常にスマートかつシンプルで、それでいて必要事項は十分網羅されている「論文過去問攻略講座」が非常に役立ちました。市販の過去問は模範解答が冗長であり、時間内に再現不可能なものが多いので、非常に優れた講座だと思います。過去問は同じ問題が出る確率は極めて低く、私自身過去問に時間を割くことに躊躇しておりましたが、この講座を通じ過去問を繰り返し解くことで、どういった記載を試験委員が求めているのか、本試の傾向や応用力を掴むことができ、結果として、論文の土台をさらにしっかりと固めるのに役立ったと思います。
 また、手が回らず心配される方の多い判例については、判例百選や様々な本が世の中にあるかと思いますが、短答・論文・口述全てを通して、「判例凝縮講座」(使用テキスト:判例凝縮レジュメ)で十分だと思います。逆に、詳しい本に手を出して、「判例凝縮レジュメ」の内容すら再現できない方は多いと思いますので、この講座を受講することで、他の受験生に一歩も二歩もリードすることができるものと思います。
凝縮塾の全講座通じて言えることですが、要するに正確に覚えられないものは、再現することはまず出来ないので、確実に再現することができる記載のテキストを上手に活用すべきと思います。この点、凝縮塾のテキストは非常に優れた資料だと断定できます。
 
<その他、凝縮塾の教材の使い方について>
 私は、凝縮塾の論文対策の講座と一緒に、他の受験機関の答練を並行して受験しました。その際、凝縮塾の教材には書かれていないけれども、覚えておいた方がいい情報(青本、審査基準等の記載及び重要判例等)は、その都度、様々な大きさの「付せん」を準備し、「キーワード凝縮レジュメ」に貼り付けていきました。こうすることにより、「キーワード凝縮レジュメ」がより充実した、自分なりの『武器』として研ぎ澄まされていき、更に役立つ資料へと進化していきました。
また、こうすることにより、更に情報の一極集中化が図られ、試験直前は「付せん」のたくさん貼られた「キーワード凝縮レジュメ」を読み込むだけで、十分な状態に仕上げることができました。その証として、直前の答練や模試では、常に60点を超える結果が出せました。
 
■ 口述試験について
<口述試験の失敗について>
 これまで述べてきましたように、論文試験までは凝縮塾の講座及びテキストを使うことで、非常に効率良く勉強を進め、割と順調に論文試験を突破し、口述試験まで辿り着くことができました。
 しかし、ここからは自分への反省も含めて書かせていただきますが、あまりにもコンパクトな表現・効率の良い覚え方に固執し過ぎた影響で、条文の正確な暗記や青本・審査基準の読み込み及び正確な暗記が疎かになっておりました。
みなさんご存じの通り、昨今の口述試験はより正確な条文の記載、青本・審査基準の記載の再現が求められます。これに打ち勝っていくには、早い目から条文等の重要箇所の暗記(できれば声を出して暗記することや、受験仲間との問答の出し合い等による暗記)が必要になってくると思います。この点を私は疎かにしてしまったため、最初の口述試験は失敗してしまいました。(私は口述2度落ちですが、2度目の失敗は仕事の都合上、どうしてもその年に勉強時間が確保できなかったことが敗因です。)
最初の年の口述試験の試験内容は、特許は前置審査、意匠は5条、商標は3条1項6号ですので、今思えば、非常に基本的なところでした。意匠と商標は条文の正確な暗唱を求められましたが、この程度の暗唱は当たり前である程度に、10月初旬には仕上げるよう、目指されることをお勧めいたします。
 
<口述の勉強方法について>
 凝縮塾の教材を使い論文を突破されたみなさんであれば、基礎的なものは十分備わっていると思います。ただ、気を付けたいのは、この段階での知識は、多少青本や審査基準などの言葉から離れてしまった、覚え易い丸めた表現である部分が多いと思います(論文までならそれでも許されますが、口述ではそうはいきません。)。
(注:旧テキストについての感想です。現在のテキストは改訂されています。)
従いまして、早い時期から(可能であれば「論文受験と並行」して、あるいは「論文受験後すぐ」に)、重要な条文の暗記(過去問をよく見ればわかりますが、暗唱させられる条文というのは、特許であれば新規性、進歩性、先願など基本的な条文に限られます。従って、全てを覚えようとする必要はないと考えます。)、青本の読み込み+重要事項の暗記、特に意匠法・商標法の審査基準の読み込み+重要事項の暗記を始めるべきと思います。
 そうすることにより、確実に口述試験を突破できると思います。さらに、実際に声を出して覚える、受験仲間と問答を出し合うなどすれば、さらに合格の可能性は高まるものと思います。
 また、口述試験が難化している昨今の状況を鑑み、大手受験機関を中心に口述試験対策が充実してきておりますので、受験仲間がいない・自己流では不安という方々は、こちらを利用するのも手ですし、凝縮塾が対策講座を始めるのであれば、凝縮塾の口述模試と併せて積極的に利用すべきと思います。自分自身の経験からも、口述試験で足踏みをすることは、非常に精神的に辛いことですし、仕事やその後のキャリアにも大きく影響し、何も良いことはありません。みなさんには論文→口述→最終合格とストレートにそれぞれの難関を突破されることを心より願ってやみません。
 
■ まとめ
 以上述べてきましたように、凝縮塾の講座・テキストを活用すれば、ストレスなく効率良く、論文突破が可能と思います。そして、短答・論文の勉強方法が正しい方向を向いていれば、その後の口述試験も難なく突破できるものと思います。
 ただ、条文・青本・審査基準の暗記・理解が遅れていると感じている人は、なるべく早く対策を取ることで、口述試験突破の確率が高まります。
口述試験の合格率が下がり、より正確な条文等の再現が求められる現状の試験の傾向を考えれば、凝縮塾を上手く活用し、早め・確実な口述対策により、早期の合格を目指されることをお勧めいたします。
 本合格体験記が皆様の早期合格の一助となりますよう、心からお祈り申し上げます。
以上
 

合格体験記(凝縮論文対策講座他多数受講)

 

 最終合格者 M.Sさん(栃木県)

受験歴:短答1回、論文2回、口述2回
職業:会社員(開発部門)
年齢:34歳
凝縮塾の受講講座:
 凝縮論文対策講座<本編>プレミアムフルコース(電話講評)CD
 凝縮秋答練プレミアムコース(電話講評)CD
 凝縮論文対策講座<応用編>プレミアムコース(電話講評)CD
 凝縮直前答練プレミアムコース(電話講評)CD
 
1.はじめに
 私の凝縮塾との出会いは、1年目の短答本試験の会場でした。
私は、土地柄、受験機関への通学が困難な環境だったため、論文試験の勉強をどのようにしようか迷っていたところ、電話での指導が受けられる凝縮塾のパンフレットをもらい、これだと思いました。
結果、凝縮塾の講座を活用することで、試験の最大の山場である論文試験を合格することができました。
論文試験は2回受けましたが、1回目は論文についてほぼ勉強していなかったので凝縮塾のおかげで、論文は勉強期間実質一年で合格できたことになります。
これが最終合格に大きく近づいたターニングポイントになりました。
私と似たような地方に住んでおり塾への通学が困難な方に、他の受験生との差をできるだけ無くす手段として、凝縮塾はお勧めです。
 
 私の受験歴は以下の通りです。
・1年目 短答:合格、 論文:不合格
・2年目 短答:免除、 論文:合格、 口述:不合格
・3年目 短答:免除、 論文:免除、 口述:合格
 
2.受験計画
 はじめに、合格プランを立てました。1年目は短答のみを勉強し、2年目で論文を勉強して、2年で合格する計画としました。
家族もいるため、2年で合格する旨を妻に話し、勉強の了承をもらいました。
1年目で、短答のみを勉強することに決めた理由は、短答と論文の勉強量が膨大であり1年目で両方を中途半端に勉強し、1年目で短答に合格できず深みにはまるリスクを回避するためです。
また短答に受かれば、2年目は論文のみに集中でき、その方が自分の性格にもあっていると判断したからです。
学習方法としては、あまり多くの塾や教材に浮気はせず、2つか3つの塾や教材を見比べたうえで重要な部分やまとまっている部分を自分で取捨選択し、同じ教材を繰り返し見直すようにしました。
しっかり身についた知識しか結局本番では発揮できないからです。
また住んでる地域が田舎のため、通学は難しく、通信を主に利用しました。
その点でも、電話での対応をしてくださる凝縮塾は最適だったと感じています。
結果的に予想とは異なり口述に落ち、3年かかってしまいましたが、最初に合格プランを立て、逆算で勉強をしていったことが、最終合格に繋がったと感じています。
 
3.短答対策
 「他校の通信講座テキストの問題」「模試問題10回分」、「過去問10年分」を繰り返し行いました。
実際には、上記問題そのものや問題を解くのに必要な要件、効果を条文順にエクセルでまとめました。
これにより重複をなくし、コンパクトにまとめることで復習が無駄なく進み、それを印刷して会社や出先で勉強することで、効率化がはかれたと思います。
本試までに、これを10回ほど復習し、結果的に模試や本試験である程度安定して7割〜8割の成績は取れていたと思います。
 
4.論文対策
 1年目の論文本試験は予想通り不合格でしたが、本番の雰囲気がつかめたことが唯一の収穫でした。
2年目から本格的に凝縮塾を活用した論文学習を開始しました。
私の論文の勉強は、凝縮塾の上記3講座+他校の通信の問題を解くのみです。
ですので、直接指導やフィードバックを受けたのは凝縮塾のみとなります。
 
私にとって凝縮塾が他の塾より優れている点は、下記だと感じています。
①通学できない人にも、電話での対応をしてくれるため、その人にあったアドバイスがもらえる点
②解答がコンパクトであり、必要なキーワード、自分の解答の不必要な部分が一目で分かる
③覚えるべきレジュメがまとまっており、重要部分を優先順位を間違うことなく覚えられる
私の勉強方法は、
Ⅰ.凝縮塾のキーワード凝縮レジュメを毎日復習。
Ⅱ.短答と同様に凝縮塾の講義ノートや答練の模範解答の内容を、「新規性」「産業上利用可能性」などのタイトルをつけてエクセルにまとめました。
記入する項目は、キーワードや模範的書き方、趣旨、注意事項などです。
2月ぐらいまでは、凝縮塾、他の塾含め、問題を解きまくり(200問くらい)その内容をエクセルに集約し残り四か月でその内容を覚えるというものです。
 
上記勉強の中で凝縮塾の優位点①〜③について詳しく説明します。
 
①短答のとき私は通信のみで勉強していたため、何か分からないことがあっても質問できず、何か月もそのまま疑問に思っていたり、勘違いして理解していたり、そのせいで勉強が遅れたりしていました。
また何が自分の弱点か客観的に見ることができず常に不安感を抱え、効率も非常に悪かったと感じています。
その点、凝縮塾の電話対応では、分からない点についてプロの西原先生に質問でき、また論文の自分の弱い点に関しても、書き方が悪いのか、字が読めないのか、答案構成が悪いのか、無駄なものが多いのか他の受験生と比較したうえで客観的に指摘を受けることができます。
これにより、常に自分の立ち位置を把握しながら勉強でき勉強の方向性を間違うことなく進めることができました。
 
②他の塾の論文解答は分量が多く、すべてを丁寧に書きすぎて筆力のない私には、非現実的でやる気を削がれていました。
凝縮塾の解答は、非常にコンパクトで時間内に十分かける分量であるにも関わらず要点のみを抽出しており重要な点を外していない、ある意味理想形の解答でした。
よって自分の解答のどこが項目落ちしていたかはもちろんどのような部分が「無駄」だったか、が分かることがとても良い点でした。
西原先生のアドバイスでも「解答において、ある部分について詳しく知っているからと言って、良いところを見せようと詳細まで書かないことそうすれば相対的に上に行くから」と言われできるだけ答案構成に時間を割き、項目落ちを防ぎ逆に各項目の解答はできるだけシンプルにすることを心がけました。
論文試験に合格した年度の特実は非常に量が多かったのですがこのアドバイスのおかげで最後まで書ききれたと思います。
 
③他の塾では覚えるべき事項が多すぎて、結局全部覚えようとすると、中途半端になり本番では出てこないというようなことになりがちだと思います。
その点、凝縮塾では、覚えるべき幹となる「キーワード凝縮レジュメ」があります。
そのレジュメに、いろいろな問題を説いて、覚えるべき事項をプラスして行けば十分論文に合格できる知識が身に付きます。
記憶するべき事項を必要以上に増やす必要がなく、またどれを最初に記憶すべきか優先順位が自然とつけられる点でより実践的な勉強ができると思います。
 
最後に、西原先生と多くの時間、アドバイスを受けることで何となくですが出題者の意図が分かるようになってきました。
出題者は 事例問題に対し「典型的なパターン」を挙げられるかの知識とその「問題独特の意図」(論点、キーワードなど)の知識両方を見たいのではないかと感じました。
典型的なパターンについては 論文パターンレジュメ+それぞれの詳細要件を覚えておけばカバーできると思います。
問題の意図については、いままでの習得してきたキーワードレジュメなどの知識の中で引っかかるものはないかそれでも引っかかるものがないときは、一回原則に立ち帰って考えてみることが重要ではないかと感じました。
 
5.口述対策
 口述は一回目は、自分の対策が甘く不合格でした。 
二回目は、1年間じっくり勉強したかいがあり、すべての教科でよい判定がもらえたと思います。
勉強は青本、審査基準、条文を中心に学習しました。
特に条文の暗記については1日2時間コンスタントに行い、他の受験生に対しても負けない自信を持って臨むことができました。
口述は近年、合格率が厳しくなっていますが、受験範囲はマニアックなものは減って、基礎的な部分を精度高く聞いてきています。
条文、青本、審査基準の中で、基礎的な部分は一語一句正確に言えるようにすることが重要です。
基礎的でないその他の部分については、いろいろな受験機関や参考書では覚えるように言われますがそこはキーワードが確実に出てくるようにすることが重要です。
覚える優先順位付けを正確に行い、基礎的な部分とキーワードについて精度を上げていくことがカギとなると思います。
 
6.おわりに
 通信講座しか受講できない方、周りに受験生がおらず情報交換が難しい方、凝縮塾を是非活用して、自分の弱点、自分の現状のレベルを正しく把握してください。
一番の難関である論文試験では上記が必須となりますし、最終合格に大きく近づけると思います。
受験生の皆様のご健闘をお祈り申し上げます。
 

合格体験記(凝縮論文対策講座本編・同応用編他受講)

 

 最終合格者 Aさん(石川県) 

■受験歴等
 ・短答7回、論文7回、口述1回
 ・職業:会社員(技術系)
 
■ 受講した講座
 ・凝縮論文対策講座 本編 スタンダードコース
 ・凝縮論文対策講座 応用編 プレミアムコース
 ・冬答練  スタンダードコース
 ・凝縮直前答練  スタンダードコース
 ・口述模試(電話模試)
 
■ はじめに
 1.受験回数は多いですが、前半の5回は論文答練自体殆どしていない等、最終合格を目標にしていない状況ですので、本格的に論文合格を目指した勉強を始めてからの受験回数は5回と考えています。
 2.合格者の実務修習を通じて、始めて他の合格者の受験環境を伺ったのですが、私の場合以下の点が特異であったと感じております。
   1)地方在住で、かつ、受験仲間もいなかったこと。
   2)仕事と育児の関係上、土日も含んで、1日の勉強時間は2時間程であったこと。
同じような環境の方に参考になれば幸いです。
 
■ 凝縮塾を受講したきっかけ
 大手予備校の論文答練では、まずまずの点数が出るようになっており、本試験でも項目落ちもなく、間違いも書いていないはずなのに、結果はC,D評価しか取れず、どうしたら良いか分からなくなった時期がありました。
 そういった時期に、凝縮塾の合格体験記に同じような状況から合格された方がいらっしゃったので、H21年暮れに凝縮論文答練本編(スタンダード)を申し込みました。
 
■ テキスト、講義の印象
 1.キーワード凝縮レジュメは29頁しかなかったのですが、結論しか覚えていない判例、うろ覚えであった審査基準が多数記載されており、肝心なことを覚えていないことに気がつきました。
 また、弁理士試験に必要な知識量が膨大にしても、あれもこれも記載して、結局どこが重要なのか判らないレジュメが多い中で、キーワード凝縮レジュメは論文試験前日でも全て読むことができるように、思い切った絞込みがされており、正に欲しかったレジュメそのものでした。
 
 2.更に、講義の中で、先生が挙げられた「論文試験でしてはいけないこと」を、全てしていたことに驚かされました。これまで本試験で結果が出なかった理由が判ってきました。
 
 3.以降、厚い書き方、薄い書き方、書くかどうか迷った時の書き方、読みやすい書き方といった内容を同じパターンで丁寧に説明頂き、少しずつ論文の書き方を取得できました。
 
 4.電話講評においても答案のみならず、答案構成まで見て頂き納得いくまで説明頂きました。
スタンダードコースでもメールで直接質問できるので、地方在住でゼミに参加できない私にとって凝縮塾の存在は大変貴重でした。
 
■ テキスト、講義の活用方法
 1.既に大手予備校の別の論文答練を始めていた関係で、まず、キーワード凝縮レジュメの読み込みを先行して進め、その後、凝縮塾の講義と答練を受講しました。7月の論文試験まで僅かな期間で、どこまで効果があるか半信半疑でしたが、特許法で合格することができ、方向性が間違っていないことを確信しました。
 
 2.以降、論文答練は凝縮塾1本に絞り、月〜金曜日に必要な知識のインプット、土日に論文演習のアウトプットの練習を繰り返しました。
 
  1)インプット(月〜金)
   ①1年を通して、口述試験にも対応できる内容をインプットするようにしていました。
    以下の理由からです。
    ⅰ)近年の口述試験は難化しており、口述の準備が早過ぎることはない。
    ⅱ)最近の論文試験で頻出する定義趣旨問題の多くが前年までの口述試験で問われている一方で、短答試験も条文の内容を問う基本的な問題が増えていることから、特・実・意・商においては、知識のインプットは口述、論文、短答で共通と考えていました。
   ②具体的には  
    ⅰ)キーワード凝縮レジュメ(インプットの中心として活用していました。)
    ⅱ)知的財産法判例教室(正林真之氏 監修 法学書院)・・(判例の補足)
    ⅲ)大手予備校の口述アドマンステキストの一部・・・・(定義趣旨の補足)
を覚えるべきことを隠して、暗記できているか確認しながら読みました。ⅰ)、ⅱ)は5日間、ⅲ)は20日で全文読むようにして1年中繰り返して読んでいました。
 近年難化傾向の口述試験を考えると、流石にキーワード凝縮レジュメけではインプットとして十分ではありませんが、キーワード凝縮レジュメを最も重要なインプットの中心として、補足を他の教材で行なう方法を取っていました。弁理士試験合格に必要な知識のインプットは膨大で、中心になるところ、補足的なところとメリハリをつけないと試験に使える知識にならないからです。
 また、論文答練で出題された判例はキーワード凝縮レジュメに追記して繰り返し見ていました。
 その他、読んだところの基本的な関連条文は時々条文を見るようにしていました。口述で条文をそっくり暗誦させるようなこともあると聞いていたからです。
 インプットの教材として判例、定義趣旨の補足に用いるものは凝縮塾のレジュメでも問題ないと思います。書くべきこと、口述すべきことがコンパクトにまとまっている必要最低限の教材を短い間隔で繰り返し見て確実に覚えていくことが重要と考えています。
 
  2)アウトプット(土〜日)
   ①はじめに凝縮論文答練(応用編)プレミアムコースを、翌年に冬答練スタンダードコースを受講しました。
   ②凝縮塾の論文答練を土曜の朝に1科目解き、夜に講義を聞き、日曜日に書けなかったことを書き出す。特に点数がひどかった場合は、全文書き直しました。
   ③1クール終わった後に、再度、特許法から同じ問題を答案構成〜全文書きを1週1問のペースで行いました。復習したつもりでも、1クール経つと忘れてしまうこともあるので、精度を上げることができたと思います。
   ④冒頭の時間の制約の関係で、論文試験の直前まで、論文答練は週に1問のペースでした。
    凝縮塾の答練のみを繰り返し解いていました。
   ⑤電話講評の後も指摘内容に沿うように再度書き直していました。
   ⑥論文答練の際、時間内に書き切るように気をつけていました。
    まとまった時間が取れない関係で、特許法の2問目を翌週に解く、あるいは、朝1時間20分、夜40分の合計2時間で特許法2問を解くといったことも多かったですが、問題を処理する時間を規定時間内で終わらせるようにしていました。
 
 3)結果として、最終合格した前年の論文試験はポカミスのあった意匠法以外は合格し、翌年に論文試験を合格できました。
 
■ 口述試験
 1)前述の通り、元々口述試験に対応した知識のインプットをしていたので、新たな教材を取り寄せることはなく、論文試験前まで行なっていたインプットを引き続き毎日繰り返していました。
 2)地方在住で時間と交通費の関係で、各機関の面接練習会には参加せず、凝縮塾の口述答練(電話模試)のみを受講しました。自宅リビングのテーブルの上に法文集を置き、携帯電話片手に答練を受けたのですが、冷汗が出るような緊張する状況を演出頂き、本試験は却って落ち着いて受けることができました。
 
 ■ おわりに
 1.振り返ってみると、凝縮塾を利用して2年半程で最終合格しており、凝縮塾を早くから活用していれば、もっと早く合格していたと思います。  
 2.キーワード凝縮レジュメを必要な知識の中心として活用し、論文答練で必要なアウトプットの手法を学ばせてもらいました。
 3.キーワード凝縮レジュメも論文答練もシンプルで一貫していましたし、一方的な講義ではなく電話やメールで質疑できたので、地方在住でゼミに通えない私にとっては大変貴重な存在でした。

以上
 

合格体験記(凝縮論文対策講座本編・同応用編他受講)

 

 最終合格者 M.Nさん(長野県)

〔受験歴〕
受験期間:5年
短答試験2回
論文試験5回
口述試験1回
職業:会社員(知的財産部所属)
 
〔凝縮塾の受講講座〕
 凝縮論文対策講座<本編>プレミアムフルコース(文章講評)DVD,
 凝縮論文対策講座<応用編>プレミアムコース(文章講評)mp3,
 論文過去問攻略講座3年分スタンダードコースDVD,
 春答練プレミアムコース(文章講評)DVD,
 凝縮直前答練プレミアムコースDVD
 秋答練プレミアムコース(文章講評)DVD,
 定義趣旨凝縮講座mp3
 
はじめに
 凝縮塾との出会いは論文試験の会場で凝縮塾のパンフレットを貰ったのを契機にその年の論文試験に落ちて以来、最終合格に至るまでずっとお世話になりました。尚、私は他のLEC等の受験機関は一切利用したことがなく文字通り凝縮塾一本で通しました。以下、受験勉強を始めてから4回の不合格を経て最終合格に至るまでの経緯を記し、現在、合格を目指して日々努力されておられる受験生の皆様の何らかの参考に供していただければと思い筆を取った次第です。
初受験
 初めての短答試験と、その後、2回の論文試験に落ちるまでの期間は受験機関に頼ることなく書店で入手できる書籍だけを頼りに独学で試験に臨みました。今から思うと何と無謀極まりない姿勢だったのだろうと後悔しています。
初めての短答試験には実質、法文集の読み込みと「弁理士短答式枝別問題集(法学書院)」の過去問を何回か繰り返したのみで臨みました。このときは時間配分がさっぱり分からず51問の解答を終えたところで時間切れとなってしまい、敗北感たっぷりの初受験が終わりました。幸いなことに(?)ボーダーぎりぎりで合格しておりました。
 その後、初めての論文試験を受けましたが、初年度は短答試験の準備しかしておらず、当然のことながら何をどう書いてよいやら皆目見当がつかず、全科目とも足切り点の「D」以下という手痛い洗礼を受けることになりました。
 この年はまぐれで短答試験に合格してしまい、ろくに条文の知識もないままに短答免除となってしまったことがその後の受験期間を却って長引かせる要因になってしまったと後年になって感じた次第です。
 
2回目の論文試験
 初の論文試験ではこれ以上ないくらい無残な結果に終わったにもかかわらず、次年度の論文試験には懲りもせず書店で入手できる過去問の類のみを頼りに2回目の論文試験に臨みました。このころ入手した書籍はどれも時間内に到底書ききれない分量の模範解答が書かれているのみであり、「自分にはこんな答案は一生かかっても書けそうもないなあ」と途方に暮れていたことを今も覚えています。
この年は見様見真似ながら答案練習の真似事を1年間行ったこともあって足切り科目こそ無かったものの「BAC」で不合格に終わり、独学での最終合格はとても覚束ないと悟った次第です。これ以降、凝縮塾にお世話になることになり、ここからが本当の意味での受験勉強のスタートと言っていいかも知れません。返す返すもこの2年間は時間の浪費だったと痛感しています。
 
3回目の論文試験
 2回目の論文不合格となり、西原先生の指導の下、文字通り論文試験の問題の読み方から答案構成の仕方、答案作成の仕方等を一から教わることになりました。
この年は基幹講座の「凝縮論文対策講座」を受講し、論文パターンレジメ、キーワード凝縮レジメの内容と講義ノートの設問ごとの模範解答を、それこそ穴の開くほど繰り返し読み書きして頭に叩き込むことに努めました。このキーワード凝縮レジメは、最終合格した今の目で見ても本当に良くできたレジメであり、29頁という薄さながら重要な項目・論点のエッセンスがキーワードで簡潔明瞭に書かれており、この講座・レジメで学んだことがその後の最終合格の礎となったと思っています。特にこの講座で有益だったのは、項目ごとの配点感覚やどの程度の記載量があれば点が付くかといった事柄について学ぶところが大きかったと思います。
その後、論文過去問攻略講座、春答練、凝縮直前答練を受講し、H21年秋からH22本試まで答練づけの一年を過ごしました。
 但し、3回目の論文試験では題意把握や設問へのあてはめが未熟であるのに加えて条文の知識も十分でないこともあって、この年も前年とあまり代わり映えのしない結果に終わりました。今になってみればこのときは、まだまだ実力不足であり当然落ちるべくして落ちたと思っています。
この年、不合格に終わったことを西原先生に連絡したときに西原先生からは敗因分析をしっかり行うよう助言を受け、本試験で何がいけなかったのか振り返るとともに、それまでの答練で受けた指摘等を分析して、正確な条文の知識の習得に最大限の力を入れるとともに、題意把握の向上と的確な設問へのあてはめができるよう、秋(秋答練)から翌春(凝縮論文対策講座・応用編)まで答練に取り組むこととしました。
 
2回目の短答試験および4回目の論文試験
 3回目の論文試験不合格の結果を受け、翌年は短答試験からの再スタートとなり、辛い一年となりました。それまで青本は持ってはいたものの恥ずかしながらろくに読んだことがない状態でしたが、不合格通知を受け取った日以降、翌年の受験シーズンに至るまで正確な条文の知識を身につけるべく毎日青本の精読に努めました。又、その前年の秋に「定義趣旨凝縮レジメ」を受講し主要条文の定義・趣旨を徹底的に頭に叩き込むこととしました。この定義趣旨凝縮レジメは、基幹講座の「凝縮論文対策講座」のキーワード凝縮レジメの発展・拡大版ともいえるもので、条文の定義趣旨のみならず判例や重要な論点についてキーワードで簡潔明瞭に記載されており、論文試験対策のみならず、後述する口述試験対策にも大変役立ちました。
 2回目の短答試験の対策としては、上記条文の知識習得と共に、法学書院の「論文もみるみる上達する短答式過去問集」シリーズを購入し5年分の過去問の4法の全ての枝について、「根拠条文を挙げてどのような理由により正誤、判例については判示事項を挙げてどのような理由により正誤」、と理由づけまで含めて正誤判断ができるようになるまで徹底的に繰り返しました。この方法は論文試験や最後の口述試験対策という意味でもかなり有効であったと思っています。その甲斐あって2回目の短答試験では3時間で全ての設問を終了し、余裕でボーダーをクリアーすることができました。特に「特・実」では20点満点を取ることができ、論文試験に向け大いにテンションが上がりました。
 論文試験対策としては、前年秋口から春先まで「秋答練」及び「凝縮論文対策講座・応用編」を受講し、比較的安定して成績を残せていたため今年こそはと気合十分で論文試験に臨みました。しかしながら、この年も本試独特の緊張状態の中で痛恨の問題文の読み違い(題意把握ミス)をしてしまい、「CAA」の不合格に終わり、またしても苦汁を飲むこととなりました。
この年、不合格になったときは正直言ってかなり落ち込んでしまい、気持ちが凹んだまま西原先生に「今年も駄目でした・・・」と報告をすることになりました。そのとき西原先生からは、「弁理士試験は実力があるからといって合格できるとは限らない。極限の緊張状態でもしっかり実力を発揮できるよう、心を鍛えてください。」との言葉を受け、その言葉を一年間忘れずに心を奮い立たして次年度の試験に臨むこととしました。振り返ってみるとこの年は不合格になったものの全受験期間の中で一番力を伸ばした年だったと思っています。
 
 5回目の論文試験および口述試験
 前年は合格を逃したものの方向性は大きく間違っていなかったと感じたことから、この年の試験では短答免除であったものの、「みるみるシリーズ」の4法の短答過去問5年分を月一回程度回して幅広い論点に対応できる力を養うとともに、引き続き青本の精読を日課としました。又、秋口から翌夏までは主要条文について、青本と「定義趣旨凝縮レジメ」を頼りにフル記載の定義・趣旨と短い記載の趣旨の2パターンを徹底的に覚えるよう努めました。さらに前年の意匠法で出題されたような完全に想定外の設問(問題I)にも対応できるようにと、薄手の基本書的な書籍「標準特許法・高林龍箸(有斐閣)」、「ゼミナール意匠法・峯唯夫箸(法学書院)」、「商標法概説・古関宏箸(法学書院)」を読んで各法域での知識の漏れを補うこととしました。
論文対策としては、秋口から年末までは再度「凝縮論文対策講座・応用編」を受講して実戦感覚を忘れないよう努めました。このときの西原先生の採点講評は何とかこの人を論文合格させてやろうという熱意がひしひしと伝わる内容であり、大変勇気づけられる思いでした。時には「答案内容はよく書けているが字が汚くて読めない、字が読めないようでは本試で採点してもらえない。」との手厳しい講評をいただくこともありましたが、講評で指摘された事柄を素直に受け止めて欠点の修正に努め、ひたすら答案作成の技量の向上に取り組みました。
凝縮塾の答練はどの講座を取っても質の高い実戦的な問題ばかりですが、1シーズンで取り組める絶対的な問題数はどうしても限られてしまうため、それを補うべく、年が明けてから約6か月かけて、「弁理士論文演習(弁理士受験新報編集部編,法学書院)」シリーズに掲載された約200題の問題について主として答案構成の練習を徹底的に繰り返しました。
3シーズンに亘る凝縮塾での指導により自分なりの答案作成の「型」は完成できたと自信を持つことができ、この年の論文試験では前年までのように気負うこともなく「正々堂々と力を発揮できさえすれば合否はどうでもよい」という心境で臨むことができました。このように力を抜いて答案を書けたことが論文合格の結果につながったのではと思っています。とはいうものの実際は、この年も商標法では「4条1項16号」をそっくり落とすという極め付きの「項目落ち」をやらかしてしまい、合格発表までは内心「不合格」を覚悟しておりました。
 
 予想外の論文合格後、口述試験日までの約1か月間は全受験期間の中で最も過酷なものとなりました。H23年改正法対応版の「定義趣旨凝縮レジメ」を急遽受講するとともに受験生必携の「要点整理集(マスターリンク)」をあたふたと回し、「口述一問一答(法学書院)」の全設問をすらすら云えるまでひたすら取り組みました。それとともに青本のチェック、主要条文の暗唱と、この期間はそれこそ一分一秒の時間さえも惜しんで毎日を過ごすこととなりました。幸いこの2年程は青本の精読を日課としており、「定義趣旨凝縮レジメ」に取り組み、主要な条文の定義・趣旨については完璧に暗唱できるようになっていたこともあって、近年急激に合格率が低下している最後の難関「口述試験」は初挑戦で通過することができました。
 ちなみにこのときに利用した「定義趣旨凝縮レジメ」は条文の定義・趣旨、重要な判例・論点、審査基準に至るまでキーワードで簡潔に記載されているので短い時間で何回も繰り返すことができるのが大きな特徴であり、切羽詰まった口述試験直前期に一番多く活用させていただきました。口述試験の控室においても自分の順番が回ってくる直前までこの「定義趣旨凝縮レジメ」で最後の確認をしておりました。今後、口述試験を受ける皆さんに自信を持ってお勧めできるレジメです。
 
5年間の短答、論文、口述の各試験で重要であると感じたこと
 短答試験: 短答は例外を問う試験とも云われるように条文の正確な知識が何より重要であり、不得意な科目・領域を作らないことも大切です。過去問は5年程度で十分ですが、単なる正誤判断のみならず、理由づけまで含めて取り組むのが重要と感じました。
論文試験: 題意把握/答案構成、あてはめ、記載量の調節について不断の訓練あるのみ。答練である程度「型」を習得できたら数多くの問題に当たるのが効果的であると思いました。私は論文合格まで相当苦労しましたが、昨今の多論点型問題には重要なキーワードを中心に答案を作成する凝縮塾のスタイルが最適であると感じました。
口述試験: 条文の正確な知識とそれを簡潔に人に伝えられる力が求められる。常日頃から青本に慣れ親しみ、主要条文については普段から暗記しておくことが重要。
全般: 弁理士試験は、論文合格できる力が備われば短答試験の問題は難なくこなせるようになり、口述試験合格の力があれば論文試験にも対応できるようになると云われています。なので、回り道になるようですが、次のステップの試験と兼ねて準備をするのが最終的に近道となると感じました。
 
凝縮塾について
 凝縮塾の答練は同じ講座中、一人の講師が通して採点講評していただけるので、受講生が欠点を的確に修正できるのが最大の特徴です。私も自分では中々気が付かない癖を毎回、事細かに指摘していただき欠点の修正に大いに役立たせていただきました。西原先生には講座以外のことについても色々質問をぶつけ、時にはぶしつけな質問をしたこともありましたが、いつもその都度丁寧な回答がいただけました。又、試験に落ちた時には決して甘やかすことなく的確な助言をいただき、最終合格に至るまで精神的な支えになっていただきました。論文試験合格後は、凝縮塾のWebサイトのフロントページに、メールで論文合格の報告した時の言葉をしばらく掲載していただき、これは西原先生からの「もう一息だ、頑張れ」とのエールだと思い歯を食いしばって口述直前の苦しい時を乗り切り、最終合格を勝ち取ることができました。
 
おわりに
 独学で暗中模索していた2年間を含め5年の長きに亘る受験期間となり、時には永遠に合格できないのではないかと思うこともありましたが、よく言われるように、「この試験は途中で諦めなければ必ず合格できる試験」です。そのためには何より勉強する方法を誤らないことが必要不可欠ですが、その良い指針は「凝縮塾」の中にあると信じます。これから受験勉強を始める方、今も苦闘しておられる受験生の皆様の今後のご健闘と、凝縮塾の益々のご発展を祈念し合格体験記の結びとさせていただきます。
以上
 

合格体験記(凝縮論文対策講座本編他受講)

 

 最終合格者 F.I さん(神奈川県)

受験歴:11年、短答8回、論文3回、口述1回
 年齢:62歳
 職業:会社員
 住所:神奈川県
凝縮塾の受講講座:
 凝縮論文対策講座<本編>スタンダードコース(mp3)
 凝縮冬答練スタンダードコース(mp3)
 対面口述模試(東京)
 
1.はじめに
 私はいわゆる高齢合格者(62歳)であり、合格まで長い道のりでしたが、本体験記がハンディと逆境を抱えて日々努力されている、特に高齢受験生の方々の指針とはげみになれば幸いです。
 
2.弁理士受験の動機
 私は、大手電機メーカ入社後、約20年間製品設計に従事した後、同じ事業部の知財管理部門に転属となり、仕事に対する自己のモチベーションとキャリアを高めるため、弁理士の資格取得を決意し、45歳の時から弁理士受験のチャレンジを開始しました。
 
3.高齢合格の現状
 特許庁の本年度弁理士試験最終合格者統計によれば、年齢別の合格者比率は、50代が52人(51人)で6.7%(7.1%)、60代が14人(9人)で1.8%(1.2%)、70代が1人(0人)で0.1%(0)となっています。(カッコ内は昨年の値) 従って、60代以上は15人で1.9%であり、昨年の9人、1.2%と較べて人数で6人、比率で0.7%増加しており、高齢者の検討が目立っています。なお、最高年齢は72歳(66歳)であり、たまたま某予備校の合格祝賀会でその方とお会いしましたが、65歳から受験勉強を始められたそうで、そのバイタリティには感服致しました。
 
4.合格の秘訣
 高齢になると記憶力と集中力等が減退するため、資格試験の勉強には非常に不利と言われていますが、私の場合には、長年の知財業務の実務の経験を勉強に活かすことができ、ゴロ等も取り入れることによって、記憶力低下の問題もなく、集中力も途切れることはありませんでした。11回も受験したため、あまり大きなことは言えませんが、しいて合格の秘訣をあげるとすれば、根気と情熱と知識欲だと思います。
 
5.合格までの道のり
 ・第1期:短答試験不合格
 ・第2期:個人的事情により受験勉強中断
 ・第3期:受験勉強再開したが、短答試験不合格
 ・第4期:短答試験及び論文選択科目合格、論文必須科目不合格
 ・第5期:論文必須科目不合格
 ・第6期:論文必須科目及び口述試験共に合格
 
6.受験勉強の推移
 [1] 第1期
この期間は条文の趣旨を青本により理解したり、短答過去問の演習を中心に、全くの独学で勉強しましたが、体系的な理解ができずに成績は伸び悩み、短答試験の結果は惨憺たるもの(約20点前後)でした。
 
 [2] 第2期
  この期間は個人的な理由で受験勉強を断念せざるをえず、再開の目処も立たないため、弁理士の資格取得をあきらめていました。
 
 [3] 第3期
上記の個人的理由が解消したため、再チャレンジを決意しました。そして、独学ではとても合格はおぼつかないということに気付き、予備校を有効活用する勉強法に切り替えました。
  (1)短答基礎のインプット
まず、住まいが遠方(東京から1時間半)であり、費用も極力抑えたい為、大手予備校の中古教材を受験生間で売買するネットのサイトで、超低額で他校の入門講座のテキストとDVDを購入しました。この講義は非常に分かりやすく、知財法基礎の体系的な理解が飛躍的に深まりました。
  (2)短答基礎のアウトプット
更に、短答のoutput力養成のため、上記(1)の教材購入直後に、同サイトで同講師による短答基礎力完成講座の教材一式を格安で購入して勉強しました。また、他校の短答過去問集により、実戦力を強化しました。
  (3)短答本試験成績の推移
   上記(1)と(2)の勉強のおかげで、短答本試験の成績は徐々に向上し、平成21年の得点(36点)は合格基準点(37点)にもう一点というところまでこぎつけることができました。
 
 [4]第4期
  (1)短答応用のインプット
短答得点力の向上を図るため、重要事項を集中的かつ効率的に習得することを目的とした、他校の「選択と集中による超効率的学習講座シリーズ」の特実、意匠、商標、不正競争防止法、著作権を申し込み、学習しました。
  (2)短答応用のアウトプット
   他校の短答過去問集の勉強と同時に、過去数年間の他校の短答答練問題の演習を徹底的に行いました。
  (3)本試験の成績
   努力の甲斐があり、基準点(39点)ぎりぎりで合格することができました(得点は40点)。また、論文必須科目には合格できませんでしたが、論文選択科目は合格することができました。
 
 [5]第5期
  (1)論文答案作成スピードの向上
   本試験では、特に特実について大幅に時間不足であったため、論文作成のスピードを向上するため、凝縮塾の論文対策講座の受講を含めて、できうる限りの対策手段を検討しました。この詳細については後でご説明します。
 
  (2)本試験の成績
上記(1)のおかげで、論文必須科目は前年(特実:F、意匠:F、商標:F)と比較して良くなりましたが、合格点には到達しませんでした(特実:A、意匠:F、商標:B)。
 
 [6]第6期
  (1)論文実戦力の強化
   前述した論文答案作成スピードの向上策を適用して実戦力を強化するため、凝縮塾の冬答練及び他校の答練を受講致しました。
 (2)口述試験対策
   最近の口述試験は落とす試験になっているとのことなので、論文必須科目の試験直後から口述試験の勉強を開始しました。この早い準備が効を奏して口述試験を突破することができました。
   この準備の詳細は後述致します。
  (3) 本試験の成績
   努力の甲斐があり、論文必須科目及び口述試験共に合格することができました。
 
7.試験別勉強のこつ
 (1)全般 
  ①個人的な趣味により、パソコンを最大限に活用する勉強方法を採用しました。具体的には、条文の勉強に法文集を使用せず、各条ごとに書き込みのできる市販の電子条文集を購入・ダウンロードして、要点をメモ欄に書き込んで覚えました。
②また、条文の番号・趣旨・要件等を覚える為に、下記例のようなゴロを作って確実な記憶に供しました。
 ・特許法160条(審査差戻): 「一路ゼロ(160)から審査差戻」
 ・実案法14条の2(訂正): 「意志に(14-2)従った実案訂正」
   ・意匠法 権利侵害規定: 「意匠侵害の罪(23: 直接侵害)で騒(38:間接侵害)ぐ」
   ・商標法32条(先使用): 「さ(3)あ不(2)況(不競)は承知(周知)で先使用」
 
 (2)短答試験
   最初(第1期)は青本を逐一読み進めていき、要点をノートに記載していきましたが、進捗が遅く、時間をかけた割には成果が出なかったため、前述のように予備校を最大限活用する勉強法を採用しました。具体的には、他校の短答基礎力完成講座のテキストである短答アドバンスを講座の視聴に従って読み進んでいきました。また、重要な事項については表にして体系的な理解と記憶を確実にしました。
 

 (3)論文必須科目
  前述のように、論文答案作成スピード向上のために、以下のような検討及び諸施策を講じました。
  ①答案構成時間の低減→<答案構成チャートの作成>
   (ⅰ)特実の時間配分は、2問120分のうち、答案構成に約30分〜40分が目安と言われていますが、最初のうちは、複雑な問題は60分〜70分もかかっていたので、時間内に答案を完成できない場合が多くありました。従って、この答案構成時間を短縮する為、時系列の複雑な問題等については、私独自の時系列チャートを作成しました。なお、記載時間を低減する為に、漢字は最小限にして仮名と略語を多用しました。
(例:発表→「はっぴ」、出願→「出」、登録→「とう」、審査請求→「しん・せい」、国際出願→「国出」、日本→「日」、パリ優先→「パゆ」)
②答案作成時間の短縮→簡潔答案の作成→<凝縮塾の受講>
   (ⅰ)答案構成が終わった後、答案作成する時間を短縮する為には、予備校の模範答案のような冗長な文章を書いていたのでは、非現実的であり、とても時間内に答案が完成しません。従って、如何に簡潔な文章を作成するかということがキーポイントになりますが、これを実現する為に凝縮塾の論文対策講座を受講致しました。この講座は無駄な記載は一切排除して、要点のみを必要最小限に記載した、時間内に書ききれる現実的な合格答案の作成を指導するものであり、私の課題解決にぴったり適合するものでした。
   この講座の演習問題の模範答案を1問ずつ、何回も頭の中で復唱して完全に暗記した後、一気に書き上げる練習を全問につき行い、これを3回繰り返しました。
   また、受講中に発生した疑問点につき4回ほど西原先生に問い合わせのメールをお送りし、ご丁寧なご回答を早期に頂戴し、感激致しました。
   (ⅱ)更に、凝縮塾の論文対策講座で習得した簡潔答案作成のこつを適用して実戦力を強化するため、凝縮塾の冬答練を受講し、答案作成のスピードアップにとても役立ちました。
   (ⅲ)合格年(2012年)の本試験では、特実の2問目で、均等論及び独占通常実施権を含む問題が出願されましたが、凝縮塾の論文対策講座の演習問題でこれらのテーマに関して簡潔な答案の作成に十分習熟していたため、難なく答案を完成することができ、このおかげで論文必須科目に合格することができました。
  ③筆力の向上策NO.1→<最適な筆記用具の選択>
   最初は普通のボールペンを使用していましたが、筆力がなく、1ページあたり20分程度かかっていました。従って、何とか滑りが良くて速記できるボールペンがないか、大きな文房具店で色々と試し書きをして探したところ、以下のものが良いことが分かりました。
   ・三菱 Jetstream 黒
   ・Pentel EnerGel Euro 黒
   これらは、筆圧を加えなくても、非常に滑らかな書き味のため手が疲れずに速記できるので、最大のスピードで長時間の論文作成に最適なボールペンです。これらを使用した結果、筆記スピードが約5割程アップしました。
 
  ④筆力の向上策NO.2→<速記に伴う文字の読みにくさ許容限界への挑戦>
   当初は執筆速度が速いと文字が汚くなって、採点官の心証が悪いか、又は採点してもらえないのではないかと懸念しすぎたため、綺麗な文字を書くために答案作成時間が長くなりがちでした。
   しかし、予備校の答練の結果発表時に紹介される受講生の答案例を見ますと、かなり汚い文字でも高得点をもらっているので、執筆速度を相当上げられることが分かりました。受験業界で、ある程度読みやすい文字でなければ合格できないという間違った風評があるようですが、これに従っていると、私の場合には、いつまで経っても論文試験には合格できないということを実感致しました。
 
  以上の施策を全て採用して演習を重ねた結果、論文作成スピードが格段に向上し(20分/1ページ→12分/1ページ)、大抵の問題は時間内に書き終えることができるようになりました。
 
 (4)論文選択科目
  (ⅰ)大学の専攻及び興味の深さから、躊躇なく理工Ⅰ(工学)の制御工学を選択することを決意しました。大学時代からの得意科目であったこと及び論文必須科目の試験勉強で手が回らなかったことの理由により、試験の直前まで全く準備はしていませんでした。勉強をしたのは、第4期の必須科目の試験直後から選択試験までの3週間のみです。この間に相当な勉強量をこなしました。
  (ⅱ)まず、解答の掲載されている体系的な過去問集はなかったため、他校の年度別理工系選択科目過去問集を購入して、どんな出題傾向になっているのかを検討して把握しました。また、制御工学は数学の行列や物理の運動方程式などを使用する計算問題が多数出題されますが、私はこの20年ほどこれらの分野から遠ざかっていましたので、思い出す為に基礎を復習しました。
  (ⅲ)その次に、過去問を繰り返し解くと同時に、必要な知識のインプットを並行して行いました。大学卒業から約40年間経過しているため、その間に現代制御の学問の進歩が著しいので、大学で教わらなかった新たな知識を勉強する必要もありましたが、興味深い内容が多く、楽しく勉強することができました。
  (ⅳ)その結果として本試験では、問題数が多いにも関わらず、時間内に全問解答して合格し、論文選択科目免除の資格を取得できました。
 
 (5)口述試験
  短答試験や論文試験と違って、口頭で質疑が行われる為、慣れが必要と感じ、他校の口述速修ゼミを受講することにしました。このゼミでは、講師が受講生に順番に質問して回答させるため、口頭での対応にとまどうことはなくなりました。口述試験は、以前は顔みせ程度で殆ど落ちることはなかったようですが、ここ数年のうちに3人に1人を落とす厳しい試験となっているため、対策の重要性が増しているので、以下に私の最終年度の勉強の経緯と合格のこつをご説明致します。
  ①7月:他校の口述速修ゼミ事前ガイダンスに参加し、同ゼミ受講を決意。
  ②8月〜9月:同ゼミ受講。
  ③10月初旬〜中旬:各受験機関の口述模試受験。
   ・全部で5つの模試(凝縮塾/L/T/M/Yos)を受験しました。成績は3勝2敗であり、2敗のうちの1つは、頻出テーマでない分野からの出題に伴う準備不足によるためであり、もう一つは質問の題意把握に難渋して沈黙が続いたことによる時間超過です。
   ・前者に対処するため、各分野を短期間で網羅する口述予想問題集(他校の模試の特典)を3回繰り返して勉強しました。後者への対処としては、回答が分からなくてもとにかく15秒以内に間違っていても良いから何か答えることにしました。こうすれば、助け舟を出して貰える可能性が出てくるため、膠着状態を防止できるからです。何としても長時間の沈黙は避けなければなりません。
  ④10月22日(3日目):口述本試験受験
   (ⅰ)当日は、事前に息子に買ってもらって受験会場に持参したお守りのご利益(?)により、緊張したり、あがったりすることもなく、普段と同様に落ち着いた状態で質問に対応することができました。特に恐れていた名物試験官に遭遇することもなく、またどの質問も15秒以内の回答を心がけたため、全科目とも助け舟を出してもらえたので、タイムアップのブザーが鳴ることもなく、全問を何とか運よく回答できました。
 
8.終わりに
 中断期間7年間をはさんで、11回もの長い挑戦でしたが、やっと合格することができました。
 これも、途中であきらめずに、根気よく、合格への執念と情熱を燃やし続けたおかげだと思います。
また、短答の8年と比べて、論文が3年と短期で合格できたのは、凝縮塾で簡潔な答案を作成する手法を習得できたおかげであるものと、西原先生にはこの場をお借りして深く御礼申し上げます。

 

合格体験記(凝縮論文対策講座本編・定義趣旨凝縮講座他受講)

 

 最終合格者 I.Tさん(兵庫県) 

氏名:I.T.
年齢:28歳
職業:会社員
 
[受験歴]
 受験回数:4 回
 ①短答式試験:2回
 ②論文式試験:3回
 ③口述式試験:1回
 
[凝縮塾の受講講座]
 凝縮論文対策講座<本編>スタンダードコース
 定義趣旨凝縮講座
 電話口述模試
 
1.はじめに
 弁理士試験に限らず、試験に最短で合格するには、最初に適切な勉強方法を知り、合格に向けて愚直に努力していくことが大切です。 私の場合、凝縮塾の講座を通して適切な勉強方法を学び、合格に必要な知識を得ることができました。
以下、合格までの私の勉強方法について述べたいと思います。
 
2.短答
1年目は短答の過去問集を使って勉強していました。過去問を大体解けるようになった状態で試験に臨みましたが、20点台という散々な結果で不合格となりました。反省点としては、条文を理解・暗記していなかったことが挙げられます。過去問が解けるようになって、理解したつもりになっていました。「この試験は条文に始まり条文に終わる」という言葉をその後ある本を通して知ったのですが、1年目の受験で身を以て知り、誤った方法で勉強していたことに気付かされました。
2年目は1年目の反省点を踏まえ、条文の読み込みを行い、短答の問題を解く際に条文の番号を思い浮かべられる程度にまで条文を暗記しました。これが奏功し、2年目は46点(合格基準39点)で短答に合格することができました。
 
3.論文
 2年連続で短答式試験に落ちたくなかったため、2年目は短答式試験約4か月前から短答式試験まで論文対策は行わず短答の勉強に注力しました。そのため、短答試験後に論文対策を急ピッチで進めることになりました。予備校の講座を利用すれば効率的に勉強できると考え、短答式試験当日に試験会場前でもらった各予備校のパンフレットを見比べたことろ、凝縮塾が良さそうだと判断し、藁にもすがりつきたい思いで凝縮論文対策講座を申し込みました。実際に受講してみて良いと感じた点は、次の2点です。
1つ目は、キーワードを使いつつ、点になることがコンパクトに凝縮されたレジュメであることです。このレジュメから何を書けば点になるかということを知りました。他の予備校のレジュメや市販の論文対策本は、冗長で点にならない記載が多く、時間内に書き切ることができないものが多いです。この点、凝縮塾のレジュメは論文試験により即した解答例が記載されており、大変参考になりました。
2つ目は、「キーワード凝縮レジュメ」に四法で覚えるべきキーワードが大体網羅されていることです。これにより点となるキーワードを効率的に覚えることができ、論文作成においてキーワードを用いて端的に理解を示しつつ、コンパクトな記載ができるようになりました。
このような良い教材に出会えたものの、1回目の論文試験は、試験までの勉強期間が短かったため、合格には程遠い結果で不合格(特許・実用:E、意匠:C、商標:A)となりました。
その後、さらに知識を増やすために定義趣旨凝縮講座を申し込みました。定義趣旨凝縮レジュメは、四法の定義趣旨、キーワード等を1日で確認できる分量で、この講座からも効率良く知識を増やすことができました。
3年目に短答免除で2回目の論文試験に臨みましたが、結果は不合格(特許・実用:A、意匠:A、商標:E)。商標法で判例を知らなかったことが致命傷となり、如何に知識の抜けをつくらないようにするかということが課題となりました。
4年目の受験に向けて、凝縮塾のレジュメを用いて知識のメンテナンスをするとともに、暗記できていない部分を確実につぶしていきました。そして、3回目の論文試験でようやく論文突破することできました。
 
4.口述
 勉強に用いた資料は、青本、審査基準、改正本、条文、定義趣旨凝縮講座のレジュメ、某予備校の問題集です。この内、定義趣旨凝縮講座のレジュメは口述試験直前まで使い、最後まで重宝しました。また、口述模試は、合計3回受けました(凝縮塾の電話口述模試:1回、他の予備校:2回)。模試を受ける度に、自分に不足している点(青本や条文に関する知識、重要条文の暗誦ができないこと等)が明らかになるとともに、口述試験の独特な雰囲気に慣れることができました。口述模試は受けておくべきだと思います。
 
5.最後に
 お陰様で4年目の受験で最終合格することができました。凝縮塾との出会いがなければ、もっと長い年月を要したのではないかと思います。本当にありがとうございました。

合格体験記(凝縮基礎短答講座・凝縮論文対策講座他受講)

 

 最終合格者 G.Nさん(大阪府) 

〔受験歴〕
 受験歴:6年、短答4回、論文2回、口述1回
 年齢:29歳
 職業:会社員
 所在:兵庫県
 
[凝縮塾の受講講座]
 凝縮基礎短答講座スタンダードコース
 凝縮論文対策講座<本編>プレミアムコース(電話講評)
 凝縮秋答練プレミアムコース(通学)
 凝縮ゼミ(通学)
 凝縮ゼミ(通学)
 口述模試
 
1.はじめに
 私が弁理士という職業を知ったのは20歳の頃でした。バイト先の予備校の進学情報誌に「バイオ分野で今後期待できる職業」として弁理士の先生のインタビューがありました。自分の将来の姿が明確にイメージできていなかった当時の私は、その甘い言葉に魅力を感じました。また、せっかく時間とお金をかけて資格を取得するなら、あえて難しい試験に挑戦する方が良いと考え、本格的に勉強を始めるため、大手予備校の入門講座を受講することにしました。ここから長きに渡る苦労の始まりでした。
 
2.凝縮塾との出会い
 大学3回生の春から勉強を始め、翌年の大学4回生の時に初めて短答試験を受験しました。毎日必死に勉強し、時間だけはかけていたものの、膨大な試験範囲をカバーしきれずこの年の短答試験では4割しか正解できず不合格でした。この頃、ちょうど大学院の入試や研究室での研究活動に時間を取られ、弁理士試験のための勉強に時間を取ることができなくなりました。さらに、大学院在学中の2年間も研究に没頭したため、約3年間のブランクが生じました。
 社会人1年目になり、再度勉強を再開しました。それから毎日必死で勉強をし続けていましたが、結果的にその後2回連続で2点足りず不合格となってしまいました。相当勉強していたため、ショックが大きく諦めかけましたが、焦らず自分のペースで一歩ずつ前進することにしようと思うようになりました。そして、まず、ずっと通い続けていたものの、違和感を覚えていた大手予備校を離れ、自分に合った受験機関を探そうと思いました。短答試験当日に様々な受験機関からパンフレットをもらっていたうちの一つが凝縮塾でした。コンセプトもそうですが、小規模な受験機関の方が自分には合っているような気がしたため、さっそく受講することにしました。
 
3.凝縮塾で受講した講座
●基礎短答講座
 3回目の短答試験の合格発表後は、絶望の淵に立っており、どん底の状態でした。しかし、何もしなければ知識は薄れていきますし、モチベーションの低下もあると思い、とにかく勉強を維持するためだけに「基礎短答講座」を受講しました。この講座は基本的なことばかりだったので、大きな刺激はありませんでしたが、知識の再確認はできました。
 
●凝縮論文対策講座
 論文対策は勉強を始めた当初からしていましたが、ベースとなるレジュメを定めていなかったため、この講座の「キーワード凝縮レジュメ」は知識の基礎となりました。本当によくまとまっており、最も重要な項目を厳選して掲載してある印象を受けました。そこで、この「キーワード凝縮レジュメ」の内容すべてをPowerPointに入力し、穴埋め形式のB8サイズの暗記カードを作成しました。これを毎日かかさず携帯し、いつでもどこでも歩きながらでも1分でも時間があれば暗記するようにしていました。スマートフォンを持つようになってからは、このデータをPowerPointのスライドショーを利用してスマートフォンで暗記するようにしていました。細切れ時間を有効に利用でき、暗記するには最適でした。ただし、この「キーワード凝縮レジュメ」の内容さえ暗記すれば十分というわけでは決してなく、内容的には不十分だと思います。重要度が下がりますがそれでも重要な項目はいくつもあります。答練やゼミなどの問題で出題された項目をどんどんこの暗記カードに追加していき、知識の一元化を図りました。
 また、「パターンレジュメ」は最初の頃には役立ちました。やはり、論文の答案はある程度定型化しておかないと短い時間の中で間に合わないことがあります。そのため、最初の頃はこの「パターンレジュメ」を完璧に自分のものにしました。慣れてくるとどんな問題でも対応でき、臨機応変な項目が列挙できるようになりました。
 何よりもこの講座をはじめとする凝縮塾の全ての講座は、模範解答の簡潔さがすばらしかったです。無駄がなくスッキリしているのに漏れがない。これは合格答案を書くには絶対条件だと思います。この答案を真似ることで、大幅にコンパクトな記載ができるようになりました。
 
●秋答練
 ほかの予備校と大きく異なる点は、採点基準が詳細でかつ明確なことです。多くの予備校の答練の採点基準はおおざっぱで、点数調整などあって、自分の答案のどの点を改善すれば点数につながるのかはっきりわかりにくいものが多かったように思います。しかし、凝縮塾の答練(論文対策講座全てに言えることです)は、どの項目を書けば何点もらえるかがはっきり書いてあるため、客観的に答案の出来を判断することができました。また、私は論文の勉強はとにかく復習メインで全文書きばかりしていましたが、この復習するときにも、採点基準と模範答案を参考にして、完璧に書けるようになるまで何度も同じ問題を繰り返し解くようにしていました。そうすることで、自分の答案の完成度が高まり、すべての答練の問題でこれを繰り返すことで、どのような問題でも対応できるようになりました。
 また、問題の難易度が勉強するにはちょうど良く、簡単過ぎず結構難しい問題もたまにありました。合格点を取れるかどうかぐらいのレベルだったように思います。自分が完璧に解ける程度の簡単な問題は解く意味があまりないと思いますし、答練では自分の不足している知識をカバーするような問題が良いと思います。凝縮塾の答練の問題は、判例を上手に使いこなせるようになるような問題が印象深かったです。多くの判例の知識は凝縮塾の問題から得たように思います。
 
●凝縮ゼミ
 凝縮ゼミの特徴は少人数であることです。大手予備校のゼミも受講したことがありますが、大人数のゼミの場合、全員と親しくなることはないと思いますが、凝縮ゼミは楽しかったです。ゼミの最初と最後の商標の回に先生が飲みに連れて行ってくれたりして、総じてコストパフォーマンスが非常に高いゼミでした。
 もちろん、ゼミの問題は上述の秋答練と同じクオリティで、難易度も量もとてもよかったです。ですから、私は2年連続ゼミを受講しました。
 
4.最後に
 私は勉強期間が長く苦労した方だと思います。しかし、モチベーションが切れたことは一度もありません。常に弁理士試験に合格するという強い信念はありました。仕事で知財の実務をしているわけでもない自分が、なぜこれだけ長い期間この信念が貫き通せたのかはわかりません。ただ、二十歳の頃に感じた弁理士への憧れがモチベーションの維持につながったのかもしれません。長い受験生活の中でさまざまな出来事があると思いますが、決して諦めず、コツコツと勉強し続ければ必ず合格できると思っています。
 そして、どのように勉強をするかということも非常に重要です。私は短答試験に苦労しました。この原因の一つに勉強方法がわからなかった点があると思います。何となく勉強をしていても効率が悪いです。自分に合った勉強法をできるだけ早い時点で見つけ、実践することで合格が早まるように思います。凝縮塾のコンセプトはコンパクトなテキストで効率良く勉強できることだと思います。これは初期の勉強にはとても良いと思います。ただし、これだけで十分というわけでは決してないと思います。本当に大事なことは、いかに条文を正確に暗記しているか、また、青本の記載を理解しているかだと思います。ですから、決して楽に合格できる試験ではありません。あくまで凝縮塾をツールとして利用し、自分に合った勉強方法を確立して合格を勝ち取っていただきたいと思います。
 最後に、本当にお世話になった西原先生、スタッフの新里さんにお礼申し上げます。
 

合格体験記(凝縮基礎短答講座・凝縮論文対策講座受講)

 

 最終合格 森田好信さん(奈良県)

■受験歴等
 ・短答4回
 ・論文必須1回、論文選択2回
 ・口述2回
 ・職業:会社員(技術系)
 
■ 受講した講座
 ・凝縮基礎短答講座
 ・凝縮論文対策講座  プレミアムハーフコース
 
■ はじめに
 受験回数は多いです。但し、ある年の受験はインフルエンザで40度以上の熱を出しながら受験してしまったことが悔やまれます。受験環境は、私の場合以下の点が他の受験生とことなると思います
1)地方在住であり、受験仲間もいなかったこと。(但し口述対策は別)
2)仕事の関係上、肉体的に負担のある仕事をしていたこと。
 同じような環境の方に参考になれば幸いです。
 
■ 凝縮塾を受講したきっかけ
 大手予備校のパック講座を受けており、論文答練では、あまり問題がありませんでした。しかし、短答式試験の成績が伸びず、一年目の本番を受けても答練と同じ結果となってしまいました。
 結局もう一度大手予備校の短答の講座を受けようか考えて悩んでいた時に凝縮塾の合格体験記に同じような状況から合格された方がいらっしゃったので、7月に凝縮基礎短答講座、凝縮論文対策講座を申し込みました。
 
■ 短答試験対策
 送られてきたテキスト:キーワード凝縮レジュメは29頁しかありませんでした。表装は綺麗なもので中身がぎっしりというわけではありませんでした。某受験期間のLやWのように分厚いものではなかったのです。だから最初“本当に大丈夫かな”という印象でした。
 もちろん短答のDVDは丁寧な作りで繰り返し拝見させていただきました。
 しかしこの反動で不安になり、片端から基本書を読み漁るようになってしまいました。このことも受験期が長くなった原因だと思います。以降、その後色々なテキスト、基本書を渡り歩くことになります。もちろん知識はたっぷりついたと思います。この時最も使用した基本書として注解特許法や判例100選をメインとしていたことが後々口述で苦しむことになるとは思いませんでした。
 それから短答試験を2回目、3回目と受験を繰り返すのですが、なかなか成績は伸びず苦戦することになりました。
 その短答試験3回目に落ちた結果をよく考えました。試験でここまで知識が必要か?と思い至りました。本棚を整理している時、何気なく目に止まった凝縮塾の講座のテキスト見返しておりました。
 この時、たくさんあった知識が整理されたような気がします。知識が多くても整理された状態でなければ、あの3時間半で十分に使える状態ではなかったのかもしれません。
 この後に受けた予備校の模試も成績が伸び何とか合格のめどが付きました。そして短答試験4回目でようやく短答試験に初めて合格いたしました。
 
■論文試験(必須科目)
 論文の答練は、好きでした。もともと書くことが好きで答練に積極的に参加しておりました。私の答案は、いつも記載量が多く点数が良い時と悪い時があり安定性がない傾向がありました。
 また分野によっては良い時と悪い時もありました。模試の添削された答案が帰ってくるのですが、記載内容に一貫性(四法にまたがって)がない点に疑問に感じていました。対策としては、同じ人に添削してもらう必要があり、大手予備校の答練ではそれが出来ないという考えに至り、一貫性のある添削をしていただけるところを探しました。その結果、凝縮塾に辿り着いたのでした。
 凝縮講座を受けた後は、安定性が増したように思います。それは書くべきことを最小限に書く、正確な文言を書く、根拠条文を正確に示すと当たり前のことを当たり前に記載する事を学びました。このように論文講座で論文の技術がブラッシュアップされたと考えられます。
 もちろん論文対策としては、大手予備校の答練もたくさん受講しました。ただゼミには参加することが出来ませんでした。田舎であったことと時間に制約があったためです。答練で解いた問題は、凝縮を含め全て終わった後に何回も繰り返し時間を測って練習しました。(意外に時間がなくて繰り返すことが出来ないものです。)
 凝縮塾の受講に関しては、電話講評をして頂き、色々とアドバイスを頂いたことは良かったと思います。赤ペンの記載では知ることができない内容(例えば赤ペンの記載スペースの問題で記載されない部分、赤ペンでは記載されない行間の内容、注意するべき点など)を知ることが出来とても有効でした。(今思えば基本的なことを聞いていて先生を困らせたと思います。)
 結果として論文試験(必須科目)は、一回で合格することが出来ました。
 
■論文試験(選択科目:化学→情報処理技術者試験:システムアドミニストレーター→応用情報技術者試験→著作権)
 凝縮塾にはあまり関係ないかもしれませんが、選択科目については、はじめは専門が材料工学だったことから化学を選択しようとしていました。しかし短答が受からないことから焦りだし、情報処理技術者試験:システムアドミニストレーターの試験を受けていました。
 試験制度変更前最後の試験だったと思います。結果として後数点で合格を逃してしまいました。試験制度が変わってしまって応用情報技術者試験を受けることになりましたが、問題自体はやさしいのですが試験範囲が広く弁理士試験に負担となり、合格することが出来ませんでした。
 その後、もう一度化学を選択しようかとしましたが、予備校に選択論文の答練が無いことにより独学では受からないと考え、短答にもある著作権を取ることにしました。
 大手予備校の講座も試してみましたが、内容があまりにも薄かったこと、論文として記載することが少ないことから途中で辞め、某ゼミの著作権の講座と答練を受講しました。1度目の時は1月ほどしか対策出来なかったこと、一刻も早く絶対合格をしたいという思いから、厳しい指導と添削を受け、2度目の試験で合格しました。
 
■口述試験
 最初の口述試験については、著作権法の論文の勉強をしながらゼミに通っておりました。私のポリシーとしてマークシートの試験ならマークシートを、論文の試験なら論文の書き込みを、口述の試験なら人との会話をしなければならないと考え、さすがにゼミに通い始めました。しかし、著作権法の論文と平行しており十分時間を割けなかったこと、この年の口述試験の難易度が近年最も厳しかったことからこの年は合格することが出来ませんでした。
 青本等の重要性をいやというほど知ることになります。知識としてはいろいろあっても条文の正確性、審査基準の正確性、青本の正確性が最優先され、とにかく正確に口頭で喋らなくてはいけないということを知ることとなりました。
 次の年は短答、論文の免除最終年だったので何がなんで合格しなければならないと考え、上記のゼミに加え、自主ゼミ口述のゼミでは最も厳しいゼミにも参加しました。条文の暗唱の量も多く、問答形式で毎回基礎問題、新作問題の数々をこなしました。
 今思えば受験期間中最も勉強したように思えます。条文の暗唱練習、青本の読み込み等を繰り返し、インプットを正確に及び大量の行い、同時にアウトプットも行いました。
 ただあの分厚い青本の読み込みをどうやって始めようと考えた時に凝縮レジュメが役に立ったと思います。シンプルなものほど頭に残りやすく、また取っ掛かりができて良かったです。凝縮レジュメを羅針盤のようにして、何回も繰り返すことが出来ました。口述試験の合格するためのポイントは条文の正確(基本条文を一言一句正確に)に再現できること。用いる言葉は青本の記載を引用すること(予備校のテキストはわかりやすく書いているけど使用してはならない。)審査基準、判例も正確に再現すること(特に意匠法、商標法)あと余計なことは喋らないということです。その点から考えれば凝縮レジュメは、使えるテキストだったといえるのではないでしょうか。
 
■ おわりに
 結果として、凝縮塾を利用して感じたことは、たしかに凝縮塾のテキストは大手予備校に比べ非常に少ないと言わざるをえないですが、逆に言うと弁理士としては“絶対知っておかなくていけないこと”が、ギッシリと詰まったものが“凝縮塾”なのであると感じました。
 またビジュアル的に示してある点は、イメージ付けしやすいので試験中に思い出すのに役立ちました。(自分で作ろうとすると以外に難しく、丁寧に作りすぎると貴重な時間を浪費してしまうのでその点でも良かったと思います。)
 キーワード凝縮レジュメも論文答練も不安になるくらいシンプルなものだったのですが、たくさん書き過ぎるきらいのある人にとっては記載量をセーブすることが出来、大手予備校の模範解答にない感覚が身につくと思います。
 
 後別件ですが、短答・論文試験の会場で“凝縮塾”のパンフレットが配られていた時は頑張らなければと思いました。
 弁理士受験新報の西原先生の記事を見て、凝縮塾以外の事を学び、受験期間を気持ちよく過ごすことが出来ました。
 
 最後に先生有り難うございました。
 
以上

合格体験記(定義趣旨凝縮講座受講)

 

 最終合格 K.Aさん 

■勉強期間:約3年
 受験歴:短答1回、論文必須2回、論文選択1回、口述1回
 職業:機械エンジニア
 年齢:35歳
 
■凝縮塾の受講講座
 定義趣旨凝縮講座(mp3版)
 
1.凝縮塾受講のきっかけ
 機械関係のエンジニアとして勤務する中で、やや違う方面で技術の知識を活かした仕事をしたいと考えるようになり、弁理士資格の取得を視野にいれることにしました。とりあえず、入門として大手予備校Tの講座(通信)に申し込み、弁理士試験の勉強を開始することになりました。
 しかしながら、試験範囲が膨大であり、仕事をしながらの勉強ではなかなか合格の見通しが立たない気がしたため、Tの講座に加え、なにか効率のよいサブノート的なテキストや講座がないものかと調べ、凝縮塾のホームページに辿り着きました。
 そして、講座の紹介を熟読し、最も弁理士試験の中心となるような内容であり、またテキストが比較的薄いことから復習が容易にできると感じ、定義趣旨凝縮講座を申し込むこととしました。
 
2.勉強開始
 予備知識が何もない状態からのスタートでしたので、まずは、Tの入門講座をしっかり視聴し、その進行にあわせて、定義趣旨凝縮講座のテキストをサブノート的に読むといった方法で勉強を進めていきました。結果としては、非常に効率よく知的財産法の概要をつかむことができたと思っています。入門講座で解説される内容の中でも、特に大切な点が定義趣旨凝縮講座のテキストにまとめられているという形でしたので、最低限おさえておくべきことは何か、というのが勉強開始の初期段階でつかめたというのは、全体の受験期間を短縮するという点において、非常に有用であったと感じます。
 法律を勉強した経験もなかったので、最初は条文そのものを読むことができず、もっぱら定義趣旨凝縮講座のテキストの内容を繰り返し読んでいましたが、勉強が進むにつれて徐々に条文も読めるようになり、また、条文を読むことで定義趣旨凝縮講座のテキストの内容が想起されるという形になり、知識の定着という意味で効率よく勉強を進めていくことができました。
 
2−1. 短答試験
 私が受験勉強を開始した時点で、弁理士試験には各試験に免除制度が設けられていましたので、1年目は短答試験を突破することに重点を置きました。1年で全ての試験を合格するのは理想ですが、短答だけでも受かっていれば、2年目には論文に集中できると考えたからです。上記の入門講座が 一通り終わるくらいの段階で、短答の過去問を開始しました。といっても、最初は過去問をまともに解くこともできなかったので、問題を閲覧し、少し考えた後に 、すぐ解説を読む 、という形で勉強し、問題の問われ方や正誤を判断する方法を養うこととしました。
 この段階でも、定義趣旨凝縮講座のテキストをサブノートとして用いており、過去問で気づいた点をテキストにさらに書き込む、という勉強方法を続けていました。これにより、サブノートを作る手間が省けるとともに、自分が何かを書き込む際にはテキストを自然と読むことにつながるため、短答の勉強だけでなく、論文、口述につながる総合的な勉強ができていたのかもしれません。
 
2−2. 論文試験  短答試験に合格した後、論文の勉強を本格的に開始しました。この段階では、定義趣旨凝縮講座のテキストをサブノートとして用いた勉強をしていたおかげで、論文の書き込み等をほとんどしたことがなかったに
もかかわらず、ある程度の定義趣旨や判例の論点が定着していました。しかしながら、事例問題から論点を抽出するということには慣れておらず、本番の論文試験では答案構成にとまどってしまい、全体的に時間が足りず、不本意な結果となりました。なお、論文選択科目は基礎物理学を選択し、無事に合格しました。このため、2年目は論文の必須科目に集中できる環境となりました。
 2年目は、論文答練を受講するとともに、引き続き、定義趣旨凝縮講座のテキストを復習するといった形で勉強を続けました。1年目の失敗などで、勉強するスタイルを変える方も多いかと思いますが、自分には定義趣旨凝縮講座のテキストが合っていると思い、1年目で使ったテキストを引き続き使用することにしました。
 2年目の勉強では、論文答練や、論文の過去問などで問題のパターンを把握し、答案構成の練習を続けるとともに、答練の書き込みで抜けていた定義趣旨や論点などを定義趣旨凝縮講座のテキストで復習することを続けるうちに、ある程度安定した論文の書き方を身に着けていくことができたと思います。また、定義趣旨凝縮講座のテキストには、本当に必要なものしか掲載されていないため、「とりあえずこれを完璧にすれば試験に対応できる」という安心感があり、迷わずに勉強を続けることができました。結果、2回目の論文必須科目は無事に合格することができました。
 
2−3.口述試験
 論文試験が終わった後、しばらく休憩し、9月の半ばから口述試験の勉強を始めました。短答試験や論文試験と同じく、まずは過去問の問題と解答を読むことから始め、試験の概要をつかむこととしました。
 問題に対して口頭で答えるというのは独特な難しさがありますが、短答の勉強から一貫して同じテキストを使っているおかげで、定義趣旨に関してはある程度暗記することができていました。なお、定義趣旨凝縮講座については音声がありましたので、テキストを開いて勉強することができないときには、ずっと音声を聞いていました。おそらく、目で見た文字を口に出すよりも、聞いた音を口に出す方が楽なのではないかと思います。このため、定義趣旨に関しては、口述の直前であっても慌てることなく、いままで 覚えてきた知識で試験に臨むことができました。また、条文に関しても、自分が発音したものをICレコーダに録音し、 その 音を聞くことによって暗唱ができように試験対策をしました。

 
3.最後に
 以上、紹介してきましたように、私は、比較的少ない講座やテキストによって合格することができました。弁理士試験は試験範囲が広いため、どうしても多くのテキストを利用することになる方が多いかと思いますが、実際に試験で頻出される重要なポイントというのは、それほど多くないのではないかと考えます。この点については、多くのテキストを利用して消化不良になるより、凝縮塾が提供するような薄いテキストを何度も定着するまで 繰り返す方が効率よく試験に対応することができるのではないかと思います。弁理士試験は仕事を続けながら勉強をされる方が 多く、勉強時間を確保するのが難しいですが、だからこそ凝縮されたテキストを用いて効率的に勉強することが大切といえます。 良い講座を提供していただいた西原先生に感謝申し上げます。

合格体験記(判例凝縮講座・定義趣旨凝縮講座他受講)

 

 最終合格者 T.Tさん(東京都)

名前:T.T
受験暦:(短答3回、論文4回、口述1回)
年齢:47歳
職業:特許事務所勤務
凝縮塾の受講講座:
 判例凝縮講座(DVD)
 定義趣旨凝縮講座 (DVD)
 論文過去問攻略講座スタンダードコースH20〜H18(DVD)
 凝縮春答練プレミアムコース−文章講評(DVD)
 対面口述模試(東京)
 
合格体験記:
 私は、離婚を機に大阪の特許事務所に再就職しました。その特許事務所は、所員数が少なく、外国出願業務(パリルート、PCTルート)、明細書やオフィスアクション等の翻訳業務、外国弁理士来所時の通訳業務、商標調査など、幅広く携わりました。仕事をするうちに、弁理士という職業に興味をもちましたが、仕事の多忙と理系出身でない(多くの弁理士が理系出身者)「気遅れ感」を言い訳に、しばらくは受験を敬遠していました。
 そうこうするうちに今の主人と知り合い、再婚することになりました。そして、主人の仕事の関係で、住み慣れた地元を離れ、上京することになりました。上京後も特許事務所での仕事の継続を希望していたため、東京で再就職すべく、弁理士試験をあらためて意識し、勉強を開始しました。
  
短答試験
 短答試験は3回受験しました。受験機関の入門講座を受講した際、先生から過去問と条文をしっかり学習するようアドバイスを受けたため、とりあえず市販の過去問集を購入し、過去問を10年分、何度も解き、同時に条文との照合も行いました。1年目は漫然と解いて、条文もざっとみて、なんとなく分かったつもりでいましたが、答練、模試、本試、いずれも合格にはとてもおぼつかない点数でしたので、2年目以後は、どこかの合格体験記に書かれていた勉強法を真似て、過去問の問題のでき具合を○△×に分けて印をつけ、△と×を中心に何度も解き直しました。自分の思考パターンというか癖があるようで、いつも同じところを間違えていました。△と×だった問題については条文も丁寧に読み込みました。
その他、先輩合格者から譲り受けた受験機関の逐条解説講義のカセットテープを自宅で家事や食事の合間に何度も聞きました。また、条文集はいつも持ち歩いて通勤中や喫茶店などで何度も読みました。条文集は、お好みもありますが、ある程度勉強が進んだら四法対照条文集がよいと思います。特実意商の条文が一覧できるし、空白部分が大きいので、書き込みも可能だからです。条文を読むときに一目瞭然にするために「〜することができる」を黄色、「〜なければならない」を赤色、また主体(長官、審判長、審査官など)別にマーカーで色分けしたりしました。完全にはできませんでしたが、ビジュアル効果は結構ありました。2回目の受験時は、大阪の事務所を退職しており、上京後半年ほど就業していなかったので、時間が比較的多く取れたこともあって、短答のみ合格していました。
短答は過去問(できれば10年分)、条文、そして法改正をおさえるのが重要だと思います。短答の勉強は、論文にも口述にも役立つので、特に四法は全問正解するくらいの勢いで勉強されるとよいと思います。ちなみに私は論文を3度落ち、短答を受け直しましたが、論文の不合格は、短答合格後の(短答)不勉強による部分が大きいと思いました。論文受験においても、短答の知識をもっと意識的に補充しておくべきだったと思います。
法改正に関しては、改正本(産業財産権法の解説)は長いので、粗読後、受験機関の法改正講座で学ぶのが、より効率的と考えます。
 
論文試験と凝縮塾
 論文試験は短答受験時、殆ど着手していなかったため、短答合格年の論文試験(初回の論文試験)は当然ながら必須、選択とも惨憺たる成績で不合格でした。2回目の論文試験に関しては、その年の春、突然、自己免疫性の病気になり急遽入院、せっかく上京後就職できた特許事務所も退職し、暫く療養生活に入らざるを得なくなりました。この年は、体がしんどくて殆ど勉強できませんでした。今まで風邪ひとつひかない健康体でしたので、精神的にもかなり落ち込みました。
 3回目の論文は、病気をほぼ克服し(今も定期的な通院、検査、セルフケアが必要ですが、日常生活に大きな支障はありません)、幸い再就職(現在勤務している特許事務所)もできたため、「今年こそ合格するぞ!」と気合いを入れました。必須科目対策として受験機関の論文講座(原則通信。答練と模試のみ通学)をパックで申し込み、その答練で知り合った、成績優秀な方に「凝縮塾」を教えていただき、すぐに申し込みました。私の「勢い」に応えるかのように(?)、すぐに凝縮塾から教材が送られてきて、モチベーションもおおいに高まりました。凝縮塾の講座について、私は単科講座を複数申し込みましたが、この年申し込んだのは「論文過去問攻略講座」、「定義趣旨凝縮講座」、「判例凝縮講座、「直前答練」でした。
 「論文過去問攻略講座」(だったと記憶していますが、もし違っていたらすみません・・)では、西原先生が受験生時代の答案構成をみせてくださったのが、大変有用でした。この答案構成は、ある意味(全文書きされた)模範答案よりも役に立ちます。合格者の答案構成を参考にする、というのは、合格者の思考回路と、論文の展開の仕方、書き方が分かってくるので、画期的な勉強法だと思います。また、私には焦って答案構成をおざなりにしたまま、答案を書き始める悪い癖があったので、これが矯正されて、よかったです。
 「直前答練」は、内田先生が添削してくださいました。温かい励ましの中にも、私の弱点を鋭く指摘くださり、貴重なアドバイスを沢山いただきました。この答練の問題は、私にはかなり難しく思えましたが、技巧的というのではなく、オーソドックスな問題に肉付けがされた、応用力を試す問題で、時間配分を考える上でも、とてもよかったと思います。この年、必須科目は不合格でしたが、先生のアドバイスを熟読し、この答練をもっとしっかり復習しておくべきでした。
 「定義趣旨凝縮講座」と「判例凝縮講座」(ともにDVD講座)は、インプット系の講座で、この年、そして翌年(合格年)と、かなり頻繁に聞き続けました。
 弁理士受験生の多くが読むといわれる「青本」や「判例百選」の言葉は、理解できても、私にはなかなか再現(アウトプット)できなかったため、この2つの講義は特に貴重でした。というのも、両講座とも「凝縮」という名前のごとく、内容が非常にコンパクトにまとめられていて、暗記が苦手な人にも身につきやすく、アウトプットしやすいように構成されているからです。特に重要な箇所に下線が引かれているので、そこを中心に憶えていきました。
実はこの年、商標(立体商標についての出題でした)のみ合格していたのですが、上記の講座によるところが大きかったと思っています。なお、この年、選択科目(著作権法)には、通信講座(インプットとアウトプットの講座)をとって、合格することができました。
 この年の論文必須科目不合格を受けて、翌年(合格年)の論文勉強法としては、従来の通信講座中心の生活に通学を加えました。具体的にはゼミへの参加です。私はよく、ひとりよがりな解釈をして、答練でも添削の先生からその旨ご指摘を受けていたため、そんな悪癖を矯正すべく、先生や他の受験生とも交信できる機会を設けたいと考えたからです。ゼミに参加したことは有意義でした。悪癖の矯正に加えて、先生や受験生との間で情報交換や、親交をはかることができました。
 総じて論文合格に関しては、復習の大切さを力説したいです。答練などは、受けっぱなしにするのではなく、先生の講評をきちんと読み、アドバイスをきき、何度も繰り返して復習する(全文書きでなくても答案構成だけでも良いと思います)ことが大切だと考えます。また、試験当日も最後の最後まで机にへばりついてでも書き切る精神力が大切です。
 私は本試の商標で間違ったことを書いているのに途中で気づき、時間は刻々と迫りきて、非常に危険な状況にありました。緊張のあまり、心臓が口から飛び出しそうで、手はがくがく震えていましたが、なんとか書き切りました。最後は精神力です!
 
口述試験と凝縮塾
 論文受験直後から、上述のゼミの有志で口述の練習会を行いました。具体的には口述過去問集を入手し、試験官役と受験生役に分かれて過去問を質問しあいました。他の受験生に比べて自分のあまりに情けない回答ぶりに焦って、さらに受験機関の口述ゼミを受講しました。このゼミでは、先生が過去問を分析されて、出題頻度の高い問題を先生のオリジナル問題と過去問をおり混ぜて生徒一人一人当てて答えさせる演習形式で、恥を沢山かきましたが、結果的には大変有用でした。人前で恥をかくのを恐れてはいけません。
論文試験合格発表後、会派や受験機関の口述練習会/模試を受験しました。恥ずかしながら、会派の存在すら知らなかった私でしたが、ゼミの人に教えてもらって弁理士クラブという所の口述練習会に参加しました。一方、受験機関は凝縮塾と他の2校の口述模試を受験しました。場慣れするために口述練習会や模試は、複数受験されるのがよいと思います。
 口述対策をするうえで重要なことは、重要条文はある程度憶える(特に意匠は10条くらいまでは正確に言えるくらいに暗記すべき)ということと、青本に記載された理由づけはマークすべきということです。今まで避けていた青本でしたが、受験生仲間に「それは相当やばい。」と言われ、さすがに焦って口述対策用に何度か読みました。幸いなことに、凝縮塾の定義趣旨をかなり真剣に聞き込んだ後でしたので、青本の内容が比較的頭に入りやすくなってアウトプットも滑らかになっていました。また、意匠・商標は、その具体例について、審査基準でしっかり確認すべきです。こうした対策については受験機関で教えてくださるので、効率よく勉強したい方は、何かしらの口述専門の講座を受講されることをお勧めします。
 口述試験本試では、私の場合、特許は「補正と前置審査」、意匠は「法上の意匠と画像の意匠」、商標は「マドプロ」が出題されました。この3問のうち2問にC(不合格)がつけば全体として不合格になります。
 私は特許の感触がよかったのですが、意匠では、ある程度自信をもって答えたつもりが、先生から何度も「条文が正確でありません」と言われ続け、言い直しさせられているうちに、時間切れになりました。商標は問題が暫定拒絶理由通知の撤回など、とても難しく、用語も翻訳調というか、通常の文言とは異なり、どう答えてよいかわからず散々でした。しかし、先生が大変親切で、助け舟を沢山出してくださったため、最終的になんとか合格していました。先生をそういうお気持ちにさせるものがあったとしたら、凝縮塾の口述模試で西原先生がアドバイスくださった「試験官が助け舟をだせるように、会話のキャッチボールを心がけ」たことにあると思います。自信のないことを聞かれても黙り込むのではなく、質問であってもよいので、何かを先生に応えるべきです。また、口述試験は面接的な側面もあるので、謙虚で真摯な態度で、感じよく臨むのが重要だと思います。
 
 合格の決め手(秘訣)
 合格の秘訣は「あきらめないこと」だと思います。私は年齢も40代後半と、受験生の中でも決して若手ではなく、上述のように受験勉強中に病気になるなど、意に反した出来事も起き、精神的に落ち込むこともありましたが、周囲の励まし、自分のこだわりもあって、なんとか合格できました。この体験記を読んでおられる方の中にも、離婚や子育て、介護、病気、仕事と勉強の両立など、さまざまな悩みを抱えていらっしゃる方もおられると思います。それでも、環境が許すならば、一生懸命あきらめないで、勉強を続けてください。息抜きも必要ですから、ときにはリラックスしてください。試験である限り、合格するにこしたことはありませんが、今振り返ってみると勉強をしてきた過程もとても重要で、努力を続けてきた自分に自信がついてきます。どうぞお体大切に頑張ってください。皆様の合格を心よりお祈りいたします。
 
 

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