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 2005年度合格者の声
 
■INDEX
・同志社(既修)合格 T.N.さん
・早稲田、慶應(既修)、中央(既修)合格 Aさん
・横浜国大合格 Bさん
  

同志社(既修)合格 T.N.さん
 
  多くのロースクールでは、第一次選抜で適性試験の成績を中心に足きりをするために、適性試験でハイスコアをとることが必要不可欠であると考えました。そこで、適性試験が終わるまでは、法律の勉強はほとんどせずに適性試験対策に専念しました。具体的な対策としては、辰已法律研究所の「適性オープン」の問題を解き、解法テクニックを身につけるために米谷先生・石田先生の講義テープを聞きました。両先生の解法テクニックを聞くと、今まで解くのにかなり時間がかかっていた問題がすらすら解けるようになって来ました。仕上げは、辰已法律研究所の適性試験全国模試(全2回)です。2回とも満足な点数が取れたので、試験当日は落ち着いて試験に臨むことができました。そして、本試験では、83点を取ることができました。
 
  既修者コースを志望していたので適性試験が終わると法律科目の勉強を始めました。司法試験短答式試験が終わってから適性試験が終わるまでの間、法律の勉強にブランクがあったので、不安を解消する為に法学検定2級を受験することにしました。私は、これまで法律の勉強が進むにつれて難解な本を読んでいたので、基本からしっかりやり直そうと思い、比較的分量の薄い基本書を熟読するというスタイルに変更しました。そして、その成果は十分に試験で反映され、法学検定2級では、実受験者2794人中8位で合格することができました。その後、3つのロースクールを受験しましたが、全て最終合格を果たすことができました。そのうちの1つのロースクールで奨学生になれたので、現在はそのロースクールに通っています。
 
  適性試験の勉強を通じて論理的な文章(論理的に飛躍のない文章)を書く為のコツを得ることができましたし、また、法律の勉強では、基本的な事項・論点の理解が大事であるということを再確認できました。これらの経験を生かし、新司法試験でも合格を果たしたいと思っています。  


  

早稲田、慶應(既修)、中央(既修)合格 Aさん
 
 適性試験対策に必要なのは、「自分なりの情報整理のノウハウを蓄積すること」と「瞬発力」です。
   
  まず、「自分なりの情報整理のノウハウを蓄積すること」について。これは推論・分析問題のみならず、論理問題、読解問題に当たる上でも重要です。適性試験の問題は平たく言うと、ある条件なり、シチュエーションに「身を置く」ことが要求されています。読解問題も問題文で提供されるシチュエーションに即した答えを出さなければなりません。自分の普段の生活にないシチュエーションにすばやく「身を置く」ためには、状況、条件の整理が必要です。特殊な解き方やテクニックなどなくても素直に整理が出来れば問題は解けます。
 
 上記の「状況、条件の整理」にはある程度の慣れが必要です。また、試験である以上制限時間もあります。その両面を同時に鍛える為に私がしたことは、模試形式のテストを受けまくるということです。具体的には辰已の適性試験オープン、全国模試、他予備校の模試を片っ端から受けました。ここで注意しなければならないのは、解説をうのみにしすぎないことです。自分の解き方と、解説の解き方を比べて融合して自分が最もやりやすい解き方を見つけるという意識で問題を解きました。
 
  次に「瞬発力」について。これは問題に対してすぐに頭を働かせて解けるようにする力です。適性試験は当然ながら一発勝負です。そこで結果が出なければ言い訳は聞きません。そこで、当日最も頭が働く状態に自分を持っていく工夫が必要です。具体的には、直前1週間、本試験の時間帯はそれに合わせた演習をし、それ以外の時間で適性オープンを解きました(復習ではなく全く解いていない状態からです)。直前1週間でまとめてやるのははっきり言って邪道でしょう。しかし、講座は本試験で点をとるためにあるのですから思い切った利用方法をとるのも1つの手です。加えて、各模試を受ける際にリラックスする為の方法を試し、一番良いものを見つけておきました。知識が問われず長時間頭を働かせ続ける試験ですから、気持ちの切り替え、リラックスというのはかなり重要な要素です。志望理由書・面接は試験と違って「生もの」です、人の主観がある程度評価に影響します。その「生もの」の対策のために、社会人、法科大学院生、それに自分の実態について知ることが第一歩だと私は考えました。
 
  具体的には、社会情勢に関してはニュースサイトに加えて市民記者が記事を投稿するサイトを、また、現在法科大学院に通っている人、受験生のブログを50前後ブックマークに入れて巡回チェックしました。記事の内容だけでなく、文章の書き方、どのようなことに興味を持ってどんな考えを持っているかについても吸収しました。特に法科大学院生のブログは法律時事を自分なりの視点で押さえているものが多くあり小論文対策にも直結します。どのような考えを持った人が合格したのかもある程度透けて見えます。その上で、自己分析をして志望理由書を書きました。@なぜ法曹に?A法曹としてどんなことを?Bそれは法曹じゃないとできないことか?の3点は常に自問自答し、そこに具体的エピソードを書き出しておくことが内容を練る上でのコツです。一般論は誰でもかける。特殊でなくても自分にしかかけないことを書くということを強く意識しました。形式面では、1文を短く、「1つの文に1つの意味を」ということを念頭に置き推敲しました。
 
  そして、志望理由書が書きあがった後と、面接の直前には友達に会って見てもらい、また様々な議論を交わしました。議論をする上でのポイントに据えたことは、相手の意見、質問についても理解し、そこに自分の意見を重ねて発展的な議論にすることです。自己主張は大切ですが、行き過ぎるとタダのわからず屋になってしまう恐れがあります。
 
  以上、簡単にですが自分の受験期を振り返りました。共通して言えることは、自立した対策をすべきということです。人の意見は取り入れるにしても自分なりのアレンジをしてください。みなさんの法科大学院合格を心よりお祈り申し上げます。


  

横浜国大合格 Bさん
 
  私がロースクールに行こうと決めたのは多くの方がそうだと思いますが、法曹になるための選択肢がこれによって増えた為です。ただ、色々とロースクールを受けてみて他学部であることが既修者としてはかなりきついと実感しました。
 
  大学入試センターの適性試験しか受けず、しかもその適性試験が平均「そこそこ」でありまして、結局11月の段階では私立の4つの(すべて既修)のうち一つしか受かりませんでした。今思うと、模擬テストなどきちんと受けておくべきだったように思います。
 
  そんな中、年齢も30「そこそこ」で、適性の平均点も「そこそこ」、二重の「そこそこ」状態の私が一番気になったのはお金です。最低限、入学金をキープして、後は大学に入ってお金を借りるつもりでした。これからロースクールを受ける人にとって、入学金や授業料が一番の気がかりだと思うのですが、私のようにたくさん受けて決まらなかった者にとっては、受験費用も馬鹿になりませんでした。
 
  受験勉強は、論証を確認する程度です。
 
  これから受験する方も多かれ少なかれ志望校の「評判」を気にするのではないのでしょうか。私の場合もそうでしたが、結局とってくれたところに行くつもりでした。
 
  ところが12月の終わり頃、横国のB日程があることを知り、先のとおり2重の「そこそこ」状態で、どう考えても受かる要素がなかったのですが、受験料3万円のうち、一時で切られれば2万3千円戻るらしいので、願書を出しました。結果、一次全員合格。こっちとしては、少し複雑な思いで、続いて2次の論文を受けました。そして、論文試験に通りました。更に、面接です。これは、散々でした。にもかかわらず、結局家から一番近く、学費の安いところに受かってしまいました。
 
  最後まで何が起こるかわかりません。最後の最後まで諦めないで頑張ってください。

 

 

 

 
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