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更新履歴:公開07年12月20日

 

明暗を分けたのは短答の得点。短答・論文のバランスのよい対策を。

 第2回本試験結果を見ると、仮に短答を合格点ギリギリで通過した場合は論文で1,427番以内に入れないと最終合格を果たせませんが、短答を280点で通過した場合は論文で2,267番以内に入れば総合で1,851番以内、即ち最終合格を果たせます。求められる論文順位のその差は実に840番。
  論文ではいかにボーダーラインのボリュームが厚いか、また短答の得点が論文で実力が出し切れなかった場合の保険として機能することが分かります。実際、論文の成績が近い下記表のAさん、Bさん、Cさんの明暗を分けたのは短答の得点です。

 


短答通過点で決まる総合合格に必要な論文得点。


■第2回本試験 総合合格点(総合点=短答+論文×1.75)の内訳

総合点  短答  論文で必要な成績  
合格点 合格者数 得点 到達度 得点 順位 累計 短答210点との順位差
925 1,851 210 合格点 409 1,427 41.0%
247 合格者平均 388 1,865 53.6% -438
280 8割得点 369 2,267 65.2% -840
300 大台 358 2,477 71.2% -1050

                            ※少数点以下繰上げ

■辰已・第2回本試験再現答案協力者データから

合否  総合  短答 論文
得点 順位 得点 得点
Aさん 合格 942.80 1,643 272 383.31
Bさん 合格 932.12 1,760 276 374.91
Cさん 不合格 920.54 1,903 245 386.02
 

 

 


未修者出身合格者の声


  第2回新司法試験合格者
琉球大学法科大学院・未修者コース修了

高橋 喜一さん

(第2回本試験:短答267点)

通信部・MDを倍速で聞き、スキマ時間の利用で本番までに20回

 私が短答対策の必要性を感じたのは、3年生の5月にその年の本試験問題を実際に解いてみたときでした。当時は207点と基準点に届かず、力不足を痛感しました。
  しかし同時に、新司法試験における短答試験は、戦略を上手く組み立てれば高得点が取れるのではないかという気持ちも湧いてきました。その戦略とは、@短答問題では基本的な知識や理解が全科目にわたって広く問われる。従って、基本的な部分で穴のないようにしておけば、失点をかなり防げる。A部分点方式が採用されており、理解の度合いと得られる得点が比例しない。例えば、3点問題では100%の理解で初めて3点が得られるのに対し、80%の理解では1点しかもらえない。そのため100%理解している人と、80%理解している人では、実力的には大差なくても、得られる得点には3倍の開きが出る。したがって、知識と理解の精度を高めることが重要になる。B刑事系では刑法だけでなく、刑訴でも処理系の問題が出題される。時間内に解答できるスピードを身につければ、他に差をつけることができる。
  これらの試験の傾向を踏まると、@については網羅性の高い教材を使って勉強することが有益です。Aは、正確な知識定着のための反復学習が要求されます。Bは、アウトプットの練習にも時間を割く必要があります。そこで、私はこれらのニーズに応えるべく開講した「短答知識パーフェクト講座<憲民刑編>」を通信部で受講することにしました。この講座の利点の一つは、単にインプットに終わらず、知識定着のためのアウトプット教材「短答合格1000問」が付属している点です。本講座は、私の他に、友人3人も申し込んでいたので、せっかくだから一緒にやろうということで週3回集まって午前中に講義を聴き、休憩を挟んで該当範囲の問題を「1000問」で徹底的に復習するという勉強方法をとりました。これにより、理解できていない点をその日のうちに確認して知識の定着を図り、新司法試験の出題形式・傾向に体を慣らす訓練もできました。
  ここで手ごたえを感じた私は商訴行政についても同講座を受講し、答練のペースよりも若干前倒しで学習を進めるようにしていました。答練の前にインプットが終わっていれば当然に答練でも良い成績が取れて、自信にもつながりますし、受験対策が他の受験生よりもハイペースで進んでいる分、選択科目など後手になりがちな分野にも時間を割くことが可能になります。また、私は倍速再生機能つきのMDプレイヤーも購入し、食事・掃除洗濯・通学の時間など、スキマ時間には常にこの講座を聴くようにしていました。本番までに20回以上は聴いたと思います。本講座は結構ボリュームのある講座ですが、スキマ時間を上手く活用すればかなりの回数をこなすことはそれほど困難ではないと思いました。
  最終的に、短答では直前模試で280点が取れるようになりました。統計的に、未修者は短答の段階で苦戦する傾向があるようですが、きちんと戦略を練って、それに合った講座を選択することにより、高得点は可能となります。短答対策に何か打開策を求めている方に、本講座を強く推薦します。

(2007年11月5日入稿)


 
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