HOME > 法科大学院 > 2014年度版(平成26年度入試)法科大学院合格体験記

 
■公開:2015年01月16日
 
 辰已法律研究所に寄せられたロースクール合格体験記の一部につき、掲載しています。
 ロースクール入試は受験生それぞれの属性に応じた対策があり、受験行動も様々です。ロースクール専願、予備試験との併願、既修コース・未修コースの併願など、ご自身に合った体験談をぜひ参考にしてください。
 冊子版の「予備試験 大学在学中/ロースクール入試 合格体験談」は、こちらからご請求ください。ご自宅に無料でお送りいたします。
 

※下記をそれぞれクリックすると合格体験談を読むことができます。
  bP  S.Kさん (中央大学法学部出身)  「えんしゅう本をやり尽くす」
  bQ  K.Sさん (中央大学法学部出身)  「効率を重視して講座・書籍を利用」
  bR  Y.Kさん (慶應義塾大学法学部出身) 「基礎基本を大切に」
  bS  T.Tさん (地方大学法学部出身)  「法科大学院入試を終えて」
  bT  A.Kさん (香川大学法学部出身)  「えんしゅう本で問題を解くことを重視」
  bU  T.Sさん (地方大学法学部出身)  「地方大学生のロースクール受験記」
  bV  S.Iさん (東京大学法学部出身)  「楽しむ気持ちを忘れずに」
  bW  T.Sさん (東京大学法学部出身)  「基本的な論点を落とさないこと」
  bX  A.Kさん(関西学院大学法学部出身)  「4年の春からでも対策は間に合う」
  10  K.Iさん(早稲田大学社会科学部出身) 「最後まで諦めない」
  11  Y.Uさん(東洋英和女学院大学人間科学部出身) 
      「適切な計画を作り、修正しながら勉強を」
 
     
■既修者コース合格   
  
「えんしゅう本をやり尽くす」
No.1 S.Kさん
●合格法科大学院
・中央大学法科大学院・既修者コース(半額免除)
○出身大学
・中央大学法学部
 
・法曹を目指した理由
   会社員になって宮仕えするより、独立して働くことができる弁護士の方が、自分のやりたい仕事ができると考え法曹の道を選びました。
・ロースクール受験について
   ロースクールに進学するのであれば、ある程度の合格率を保っている、上位ロー既修に入るべきだと考えていました。というのは、実際に旧・三振された方の話を聞き、安易な気持ちでローに入ってはいけないと強く感じたこと、学費・生活費の面から未修では経済的にきついことがその理由です。
・適性試験対策および個別入試(法律科目)対策について
 

(1)適性試験対策について
 3年生冬休みに、初めて一回分の過去問を解きました。この時130点程度しか取れず非常に焦ったことを覚えています。適性試験は論理的判断力・分析的判断力・長文読解力の3部ありますが、とりわけ分析的判断力が手も足も出ませんでした。
 そこで辰已の「適性試験パーフェクト 分析&とき方本」で2年分の過去問にあたり、解説を熟読しながら解いていき、さらに分析的判断力と問題が類似している公務員試験・数的処理の参考書を一冊やりました。その上で「適性試験全国模試」で時間配分等を確認した結果、本番では両回とも210点前後の成績で、難なく足切りをクリアできました。

  (2)個別入試(法律科目)対策について
 3年生の冬は適性試験対策で手一杯だったので、4年生の春ぐらいから実質的に対策を始めました。ロー入試まで4ヶ月程度とかなり時間が限られていたため、勉強を「えんしゅう本」だけに絞って、すべての問題で参考答案を再現できるように、繰り返し音読したり、マーカーで黒く塗りつぶしていきながら、ほぼ暗記に近い形で覚えました。そのとき理解できない箇所は友人や先生に尋ねたり、巷の参考書を立ち読みしたりして、極力丸暗記にならないよう努力しました。そうやって勉強していくうちに、ただ論点だけでなく、論理的な答案の書き方も自然と身についたので、本番でも非常に有益でした。もともと国立ローを主眼においていたため、8月の入試では過去問も解いていない状態でしたが、この勉強が奏功して母校のローで半免を頂いたので、そこで受験を終えました。
・辰已講座および書籍の利用について
   「適性試験パーフェクト 分析&とき方本」は過去問集の中で一番解説が詳しく、解説を熟読しながら解法を身につけるのに役立ちます。また「適性試験全国模試」は問題の質や難易度など非常に本番に近いので、現時点の実力を図るという点と、時間配分を確認するという点で受験したほうが良いでしょう。
 「えんしゅう本」シリーズはコンパクトながら、問題の選択も参考答案も非常に優れている問題集です。予備試験・司法試験合格者の多くの方が絶賛していました。ロースクール入試対策はこの本を完璧にやり尽くせば、突破口が開けると思います。

・合格された今、
 ロースクール受験を検討している方へのメッセージ&アドバイス

   これからロースクール受験を目指される方は、ぜひ予備試験を平行して受験すべきです。というのも、ロー入試だけに絞ってしまうと、どうしても学部時代を通して勉強のモチベーションを維持するのが困難だからです。
 学部在学中に予備試験合格する人は予想以上に多いですし、もし駄目でもそのまま上位ロースクールに合格できるはずです。ぜひ頑張ってください。
   
【辰已講座受講歴】
 適性試験全国模試
【辰已書籍利用】
 えんしゅう本 全科目、ロースクール適性試験パーフェクト 分析&とき方本

  
「効率を重視して講座・書籍を利用」
No.2 K.Sさん
●合格法科大学院
・中央大学法科大学院・既修者コース(全額免除)
・早稲田大学法科大学院・既修者コース
・慶應義塾大学法科大学院・既修者コース
・東京大学法科大学院・既修者コース
○出身大学
・中央大学法学部
 
・法曹を目指した理由
   私は大学に入った当初は漠然と法曹になりたいと思っていただけでしたが、大学で法律を学んでいくうちにその面白さに魅力を感じていくようになり、将来は法律を使った職業に就きたいと思うようになりました。
・ロースクール受験について
   幸運なことに大学がロースクール受験の情報を集めやすい環境にあったため、受験学年になる前から先輩の話を伺ったり、ロースクールで開催されるオープンキャンパスに参加することで情報を収集しました。志望校選びについては、学校のカリキュラムもさることながら、学部時代に学校の自習室で勉強することが多かったので、自習環境も考慮しました。
・適性試験対策および個別入試(法律科目・小論文等)対策について
 

(1)適性試験対策について
 適性試験の対策は1月ごろからはじめました。具体的な対策としては、主に「ロースクール適性試験パーフェクト 分析&ときかた本」を利用して友達とゼミを組んで過去問をたくさん解きました。ロースクール適性試験パーフェクトは正答率が載っているため、正答率が高いのに間違えてしまった問題はしっかり復習し、正答率が低く間違えてしまった問題については捨てるなどメリハリをつけた学習ができました。また、友達とゼミを組んだことで特に2部に関して友達の解き方を聞くことができ、解けた人がどのような事情に着目して問題を解いているのかを知れてとても力になりました。さらに適性試験全国模試を受講して、過去問を解くことでつけた力を試しました。

  (2)個別入試(法律科目・小論文等)対策について
 私はロースクールに向けて本格的に勉強するのが遅かったため、アウトプットに比重を置きながら効率よくインプットをする必要がありました。そこでとても重宝したのが趣旨規範ハンドブックでした。そして、ロースクールの過去問を解いた際に気付いたことや、重判を読んでまとめた論点などを趣旨規範ハンドブックに挟み込むことで情報を集約し、自分のオリジナルの論証集を作成しました。また、ロースクール入試直前は気分が浮ついてしまってなかなか勉強に身が入らなかったため、自分でまとめた論証集を読み込むことで知識の抜け落ちを防ぐことができる、という論証集を作った当初は想定してなかった効果もありました。その他にも、直前期にはスマホの単語帳アプリに自分の間違えやすい定義や趣旨をまとめて、登下校の電車の中で勉強するのに役立てていました。
・辰已講座および書籍の利用について
   辰已の講座は、適性試験や予備試験の短答模試を受験することで自分が全国でどのくらいの位置にいるのかを確認するのに利用していました。特に辰已の模試は良く作りこまれており、受験者数も多いため本番の緊張感を持って模試に挑むことができました。書籍に関しては、上述の通り趣旨規範ハンドブックを重宝しました。他にも肢別本やロースクール適性試験パーフェクトなど、様々な書籍を存分に活用しました。
・合格された今、
 ロースクール受験を検討している方へのメッセージ&アドバイス
   私はロースクール受験のための勉強を本格化させるのが遅かったですが何とか結果を残すことができたので、後輩の方々も熱意を持って挑めばいつから勉強を本格化させても遅すぎることはないと思います。そして、勉強する際には効率を重視して予備校の講座や書籍を効果的に利用することをお勧めします。
   
【辰已講座受講歴】
 適性試験全国模試、予備試験総択
【辰已書籍利用】
 ロースクール適性試験パーフェクト 分析&とき方本、肢別本、
 趣旨規範ハンドブック、えんしゅう本

  
「基礎基本を大切に」
No.3 Y.Kさん
●合格法科大学院
・東京大学法科大学院・既修者コース
・慶應義塾大学法科大学院・既修者コース
・早稲田大学法科大学院・既修者コース(半額免除)
・中央大学法科大学院・既修者コース
○出身大学
・慶應義塾大学法学部
 
・法曹を目指した理由
   私は昔から文章を書くことや、物事を論理的に考え人に説明することが好きで、将来社会に出てからも、これらの力を使って社会に貢献することができれば、これ以上幸せなことはないと考えていました。そして、高校生の時、法曹の世界を知り、言葉の力を使って人を助けるという仕事に魅力を感じ、法曹を目指すことにしました。
・ロースクール受験について
   ロースクール受験において、共通して感じたことは、ロースクール受験では法律学の基礎が身についているか否かが試されているということです。したがって、これらの試験で合格するためには、とにかく基礎基本を大切にし、その基礎基本がなぜそうなるのか、具体的な事例においてはどのように現れるのかをしっかりと理解し、反復して学ぶことが重要であると思います。また、これは私が予備試験論文試験を受験した際にも同様に感じたことであり、法律学においていかに基礎基本が重要かを痛感しています。さらに基礎基本を身に着けたというためには、それを使いこなせなければいけません。そのため、何よりの根幹として、日本語を正しく使うことも重要です。指示語、接続語、言い回し等、これらを正しく使うか否かによって、文章の読みやすさは格段に変わります。試験では常に見たこともないような事例が出ることがあります。論証を覚えることも大切ですが、実際の現場ではそれを基に、自分なりの言葉で論理を組み立てることを常に意識しました。
 以上を踏まえると、私が考えるのは、手を広げすぎずに、各自与えられた資料やテキストをとにかく繰り返し読むこと、そして講座やテキストを使って多くの答案を書くことが大切であると思います。
・適性試験対策および個別入試(法律科目)対策について
 

適性試験対策について
 最近では適性試験の重要性が低くなりつつありますが、国立のロースクールにおいては、適性試験を重視する学校もまだまだあります。したがって、適性試験も気を抜くことなく計画性をもって準備することが大切です。具体的な準備については、「適性試験パーフェクト」を使ってとにかく過去問演習をしました。適性試験は時間との勝負の部分があるので、実際の問題を時間通りに解いて慣れることが大切であると思います。

・辰已講座および書籍の利用について
   私は、講座は受講していませんが、書籍に関しては多くを利用させていただきました。具体的には予備試験短答試験の対策として、「短答過去問パーフェクト」、適性試験対策として「適性試験パーフェクト」、法律論文対策として「趣旨規範ハンドブック」を利用しました。辰已の書籍は要点がまとまっていて大変便利なものばかりなので、これからも利用させて頂きたいと思っております。
・合格された今、
 ロースクール受験を検討している方へのメッセージ&アドバイス
   これから、受験を控えている人は、とにかく基礎基本を大切にしてください。そして、未知の問題が出ても、基礎基本から自分なりに考えて論理を組み立てていけば、大丈夫です。みなさんのご健闘をお祈りしております。
   
【辰已書籍利用】
 短答過去問パーフェクト、適性試験パーフェクト、趣旨規範ハンドブック、LIVE本

  
「法科大学院入試を終えて」
No.4 T.Tさん
●合格法科大学院
・中央大学法科大学院・既修者コース(全額免除)
・同志社大学法科大学院・既修者コース(全額免除)
・慶應義塾大学法科大学院・既修者コース
○出身大学
・地方大学法学部
 
・法曹を目指した理由
   私が法曹を目指そうと思ったきっかけは、大学2年生の秋頃、弁護士の先生の講演を聞いたことです。その講演で「法律家は社会的病理現象を治すのが仕事である」ということを聞いて、法曹として是非自分も社会的病理現象を治す仕事をしてみたいと思い、勉強を始めました。
・ロースクール受験について
   受験対策を本格的に始めた年の司法試験の合格率?合格者数で慶應義塾大学のロースクールが全国で1位をとったことのほか、人気校であること、先輩方が慶應義塾大学のロースクールの学習環境が良いとおっしゃっていたこと、そして東京に憧れていたこと(笑)から、私は慶應義塾大学のロースクールを第一志望にしました。
  様々な要素を総合的に考慮して志望校を決めることが大事だと思いますが、特に司法試験の合格率や学習環境は大切な指標だと思います。
・適性試験対策および個別入試(法律科目・小論文等)対策について
 

(1)適性試験対策について
  私は適性試験が非常に苦手でした。私が初めて適性試験の過去問を解いたのは、大学3年生の終わりでした。初めて解いたときは下位15%に入る点数でとても焦りましたが、辰已の「2015年入学者向け全国統一適性試験対策ロースクール適性試験パーフェクト分析&とき方本」を利用することで解き方がわかるようになりました。特に、解説が非常に明快で、思考パターンというものを身につける素材としては最高の教材だったと思います。
  本番の試験でも200点を超えることができました。適性試験については、色々とその制度の存在意義の点で議論がありますが、最近は平均点を下回っていても上位のロースクールに合格できる状況ですので、あせらずに、着実に解き方を身につけることが大切だと思います。

  (2)個別入試(法律科目・小論文等)対策について
  大学入学時から法律関係のサークルに入ったり、自主ゼミを組んだりしている方もたくさんいる中で、私は大学2年秋から基礎を身につける必要がありました。加えて、どのように勉強すればいいのか、答案の書き方がわからない、基本書も持っていないといった状況であり、はっきり言って酷い状況でした。
  そんな中で、先輩や勉強の進んでいる友人から、辰已の教材がわかりやすく、使いやすいという情報を得たため、辰已の教材を中心に勉強を始めました。
  実際に辰已の教材を使ってみて思ったのは、試験対策にとって重要な点に絞って詳しく解説がされておりすぐに理解できたことから、本当にロースクール入試に直結する教材ばかりだということです。特に「えんしゅう本」シリーズは、基礎的な問題からやや応用的な内容までの様々な問題を収録しており、ロースクール入試において類題が何度も出題されているように思いました。
  これらを利用することで、大学2年の秋から勉強を始めたにもかかわらず、第一志望であった慶應義塾大学のロースクールに合格できたほか、2つのロースクールからも特待生合格をいただくことが出来ました。
・辰已講座および書籍の利用について
   私は、上記のような刊行物のほか、自分の実力を全国レベルで知りたいと思い、「法律科目全国模試」を受験しました。この模試では、全国レベルで自分の実力を判定することができ、偏差値のほか、志望校ごとに合否判定が出るというものであり、大学受験の時と同様に自分の実力を判断する最高の教材でした。また、出題された問題も実際のロースクール入試のレベルに近いものであり、本番でも類似の論点が出題されたときには驚きました。
・合格された今、
 ロースクール受験を検討している方へのメッセージ&アドバイス
   私は勉強を始めた時期が短く、焦ってばかりのロースクール入試でした。特に最近は上位校といわれるロースクールに人気が集まっており、大学入学時点からしっかりと対策してきた人たちと競うことになりますから、直前期は特に焦りました。
  こうした私の反省から、余裕をもって勉強できるよう、早い時期から勉強を始められることをおすすめします。
   
【辰已講座受講歴】
 プレ適性試験全国模試、法律科目全国模試
【辰已書籍利用】
 えんしゅう本、適性試験パーフェクト 分析&ときかた本、肢別本

  
「えんしゅう本で問題を解くことを重視」
No.5 A.Kさん
●合格法科大学院
・広島大学法科大学院・既修者コース
・明治大学法科大学院・既修者コース
○出身大学
・香川大学法学部
 
・法曹を目指した理由
   もともと自分の好きなものを職業にしたいと考えていたのですが、大学に入ってから、法律学に出会い、法律にかかわる仕事をしたいと考えて法曹の方からお話を聞いて目指そうと思いました。
・ロースクール受験について
   大学でロースクール合格者の体験談を聞かせていただく機会があり、毎年聞かせていただいていました。実際にどの法科大学院を受験するか、などは適性試験の結果次第で変わってくるので適性試験が終わるまでは具体的に決めてはいませんでした。志望校選びについては、司法試験合格率や立地、学習環境、奨学金などの制度などの様々な視点から検討しました。また、単に合格率といっても、既修者コースを受けるのならばその中で比較したり、受験回数によって比較したりもしました。
・適性試験対策および個別入試(法律科目・小論文等)対策について
 

(1)適性試験対策について
 私はロースクール受験と並行して予備試験も受験していたので、適性試験の直前はほとんど予備試験の勉強にかかりきりでした(予備試験の短答は適性試験の1週間前に行われるので)。適性試験の勉強をしていたのは3月と予備試験が終わってからの1週間でしたのでその間、どのようにしていたのか説明します。
 私は、基本的に解き方本などは使わず、過去問のみをやっていました。解き方本は一度読んではみたのですが、やっても点数があまり伸びませんでした。第2部についてはよくネットにあふれているIQテストをやった後に解いてみたら点数が上がったので、対策というものでもないですがやっていました。直前期も基本的には同じことをやっていました。

  (2)個別入試(法律科目・小論文等)対策について
 得意・不得意にかかわらず、いきなり「えんしゅう本」を使って問題を解いていました。よく先輩方は「知識がある程度ないと書けない」から最初に基本書を通読するとおっしゃっていたのですが、私の場合、基本書の通読は退屈で読んでも読まなくてもそう大して変わらないだろうと思っていたので通読はしませんでした。その分、それを読んで自分が書き足りなかった論点やあやふやな論点は「えんしゅう本」の参考答案などでチェックして、基本書を精読するなどして潰していきました。最初に基本書を通読するより、自分のできない所を知ってからその部分だけ重点的に勉強する方が効率もいいし、点数も伸びると考えます。
・辰已講座および書籍の利用について
   上記「えんしゅう本」には大変お世話になりました。最初の段階では論述の書き方にずいぶん悩まされていたのですが、「えんしゅう本」には参考答案や問題を解く上でのポイントなどがあったのでメリハリをつけて学ぶことができました。
・合格された今、
 ロースクール受験を検討している方へのメッセージ&アドバイス
   学部の早い段階から法律の基礎的な知識を身に着けておいてください。ロースクールの試験の直前に基本的な知識が全く身についていなかったりすると合格は厳しいと思います。
 ロースクールの試験は当然ですが、司法試験のような問題ではなく、ごく基本的なことを問題にするので、あまり構えずにいればいいと思います。頑張ってください。
   
【辰已講座受講歴】
 適性試験全国模試
【辰已書籍利用】
 えんしゅう本

  
「地方大学生のロースクール受験記」
No.6 T.Sさん
●合格法科大学院
・中央大学法科大学院・既修者コース
・早稲田大学法科大学院・既修者コース
・大阪大学法科大学院・既修者コース
○出身大学
・地方大学法学部
 
・法曹を目指した理由
   大学に入学した当初は法曹を目指す気はなく、国際機関で働き、世界の貧困で困っている人々を助ける仕事に就くという目標を持っていました。しかし、大学入学後所属していたボランティアサークルでの活動や、ゼミで生活保護受給者の問題を扱ったこと等を通じて、まずは日本国内の貧困を解決すべきではないかと考えました。そして、そのような人々を、法を用いて救うことができる法曹という仕事を目標とするようになりました。
・ロースクール受験について
   自分の大学にロースクール受験を経験した先輩や、ロースクールを目指す同輩がいなかったため、情報収集にとても苦労しました。そこで、辰已の合格体験記や、ロースクール受験生のブログ記事などをなるべく多く読み、情報不足に陥らないよう心がけていました。
・適性試験対策および個別入試(法律科目・小論文等)対策について
 

(1)適性試験対策について
 適性試験対策は、年明け頃から開始しました。辰已の「ロースクール適性試験パーフェクト 分析&ときかた本」は、過去問に加えて解法も載っており、スムーズに勉強を開始することができたと思います。私は1部が不得意だったのですが、問題数をこなしていくうちに点数は上がっていきました。

  (2)個別入試(法律科目・小論文等)対策について
 私はとにかく決めた一つの本を何度も読みました。一度の通読では知識をインプットすることができなかったからです。新しいものに手を出さず何度も繰り返すうちに、基本事項は自然と身についたと思います。しかし、それだけではアウトプットの力は身につかないと考え、辰已の新司法試験論文合格答案再現集などで優秀答案を確認しながら、自分なりに論文の書き方を身に着けました。直前期は趣旨規範ハンドブックで基本事項の再確認をしていました。
・辰已講座および書籍の利用について
   私は書籍の利用のみでしたが、辰已の書籍はどれもコンパクトに必要な情報がまとまっており、使いやすかったです。
・合格された今、
 ロースクール受験を検討している方へのメッセージ&アドバイス
   ロースクール受験は長丁場です。周りの進路が決まってくる夏休み頃には焦りを感じることも多いと思いますが、そこまでいけばあと少しです。
 また、地方在住の受験生は、受験のための交通費・宿泊費が思った以上にかさみます。特に複数校の受験を考えている人は、早い段階から金銭面の負担も考慮に入れ準備すべきだと思いました。
   
【辰已書籍利用】
 趣旨規範ハンドブック(公法系、民事系、刑事系)、新司法試験論文合格答案再現集、
 司法試験短答過去問パーフェクト(六法+行政法)、
 ロースクール適性試験パーフェクト 分析&とき方本 等

  
「楽しむ気持ちを忘れずに」
No.7 S.Iさん
●合格法科大学院
・東京大学法科大学院・既修者コース
・慶應義塾大学法科大学院・既修者コース
・早稲田大学法科大学院・既修者コース
○出身大学
・東京大学法学部
 
・法曹を目指した理由
   幼い頃から、弱い立場にある人々の役に立つ仕事がしたいと思ってきました。法学部で学ぶうちに法律を勉強することが楽しくなり、将来は法律を使って、社会で弱い立場にある人々の手助けができる人間になりたいと考えるようになりました。
・ロースクール受験について
   ロースクール受験にあたっては、出来るだけ難易度の高いロースクールに入ることを目指しました。レベルの高い学生たちの多い環境で、刺激を受けながら学習を継続したいと思ったからです。また、ロースクールに通う先輩方のお話も参考にしました。
・適性試験対策および個別入試対策について
 

(1)適性試験対策について
 私は適性試験に苦手意識がありましたので、適性試験対策には力を入れました。適性試験は得意な人と苦手な人とが分かれやすい試験だと思いますから、とりあえず早い時期に一回分の過去問を解き、自分がどちらなのかを判断すると良いと思います。そして自分が苦手であると判断した場合、入手できるだけの過去問にあたり、模試をできるだけ多く受け、適性試験ではどのような問題が出るのかを把握し、時間制限に慣れてください。私は辰已のロースクール適性試験パーフェクト分析&ときかた本を使い、適性試験全国模試を受けました。私は直前の一カ月間くらいは適性試験対策ばかりしており、法律科目の勉強が疎かになっていることにやや不安がありましたが、それで最終的には満足のいく適性試験の点数をとり、落ち着いて法律科目の勉強に取り組むことができたので、方法として良かったのではないかと思います。実は一回目の適性試験は思うようにいかず、半ばあきらめたような気持ちで二回目の適性試験に臨んだのですが、そこで何とか良い点数をとることができました。試験前に最大限の努力をした後は、もう開き直るくらいの気持ちで、肩の力を抜いて試験を受けるのが良いのかもしれないと思いました。適性試験は二回受けることができますから、もし一回目が思うようにいかなかったとしてもあまり落ち込まず、二回目に向けて落ち着いて勉強してください。

  (2)個別試験(法律科目)対策について
 法律の勉強をする上で、多くの学生には、勉強しても勉強しても知識が抜けていくという不安があると思います。私も基本書や問題集などに繰り返しあたりましたが、法律の学習では覚えるべき知識が多く、自分の知識量について常に不安がありました。そのような中、辰已の趣旨・規範ハンドブックは、自分に必要最低限の知識があるのかを確認する上で非常に役立ちました。また、私がオススメしたいのが、原先生の「論文の配点が多い基本追い込み90時間」です。この講義では趣旨・規範ハンドブックを使いつつ、原先生が論文を書くのに必要な知識や情報を分かりやすく解説してくださったので、90時間の講義を受けた後には、とりあえず必要最低限の知識はしっかりあるという自信を持つことができました。また、私はその講義以外の情報もできるだけ趣旨・規範ハンドブックに書き込んで集約するようにしていました。そしてそれを試験前は常にかばんに入れて持ち歩いて復習し、試験当日の休み時間にも見直したりと、趣旨・規範ハンドブックにはとてもお世話になりました。
・メッセージ&アドバイス
   ロースクールを受験する場合、学部の成績やTOEICの成績などを提出することになると思いますので、それらは普段から可能な限り上を目指しておくことをオススメします。また、志望動機などについては、私は法律の勉強に時間を使いたかったので、ほとんど時間をかけませんでした。過去の合格者の再現を参考にして書いてみても良いでしょうが、率直に、自分がなぜロースクールに入りたいのか、自分は将来何がしたいのかを考え、熱意が伝わるように書ければ良いのだと思います。
 勉強を続けていると、時には不安になることもあると思いますが、勉強を楽しむ気持ちを持ち、自分の可能性を信じて前向きに努力すれば、必ず道は開けると考えます。お互いに、目標に向かって頑張りましょう!
   
【辰已講座受講歴】
 論文の配点が多い基本追い込み90時間、適性試験全国模試、
 予備試験総択、論文公開模試他
【辰已書籍利用】
 ロースクール適性試験パーフェクト分析&とき方本、趣旨・規範ハンドブック、
  刑法刑事訴訟法刑事実務論文虎の巻

  
「基本的な論点を落とさないこと」
No.8 T.Sさん
●合格法科大学院
・東京大学法科大学院・既修者コース
○出身大学
・東京大学法学部
 2014年予備試験最終合格
 
・法曹を目指した理由
   私が幼い時に、祖母が長年働いていた職場で、約2年にもわたる給料の不払いがあって、法的手段をとらなかった祖母は泣き寝入りをする、といったことがありました。その時、祖母の同僚で、弁護士に相談して訴訟を起こした人達はいくらかの給料の支払いを受けられていたため、法律の重要性を実感しました。それ以来、弁護士になって人を助けたいと考えるようになり、現在も志望しています。
・予備試験とLS併願について
   LS併願を決めた理由は、研究者の道を考えていることにあります。弁護士が第一志望ではあるのですが、研究者にも魅力を感じていたため、LSを受験することにしました。
・適性試験対策および個別入試(法律科目)対策について
 

(1)適性試験対策について
 辰已の「2014年入学者向け全国統一適性試験対策 ロースクール適性試験パーフェクト 分析&とき方本」を使用して、2年分(4回)の過去問を解きました。1年古い2014年のものを購入したのは、去年学部3年の時に試しに受験していたからです。
 予備試験対策に追われていたため、それ以上の対策はしませんでした。
 自分は第3部の分析が足りなかったと後悔したので、第3部は特にしっかり解くことをおすすめしたいです。

  (2)個別入試(法律科目)対策について
 夏休みのうちに自主ゼミで過去問を7年分検討しました。予備試験と大きく傾向の異なる公法・民事の対策が必要と考えました。特に民訴については、学説寄りの問題が出題されることが多く、予備試験のようには解けませんでした。
 具体的には、時間も限られていたので、公法は取り敢えず予備試験の知識で凌ぐことにして、民事の対策を行いました。民事は判例ベースの問題が出題される傾向にあったため、民法・民訴は百選を読むことにしました。民訴は解説まで読んで学説の把握に努めました。
 その他は予備試験対策に使用していた基本書・演習書の復習に努めました。
・辰已講座および書籍の利用について
   上述の通り適性の過去問は辰已のものを用いました。安いし、概ね問題なかったと思います。
・合格された今、予備試験受験とロースクール受験の併願を検討している方へのメッセージ&アドバイス
   LS対策と予備試験対策とは、ずれている部分も確かにありますが、合格のためには予備試験向けの勉強をしていれば十分であって、LSプロパーの対策はそこまで必要ないかと思います。というのも、合格者再現答案を見ていると分かる通り、合格ラインは低いからです。公法系については特に顕著で、合格者も散々な出来です(おそらく今年の僕の答案もそうでしょう)。そのため、予備試験で問われるような基本的な論点を落とさないことに集中していれば十分に合格できると思います。例えば、東大は刑事系がかなり典型問題ばかり出題されるので、刑事系でコケなければ大丈夫でしょう。
   
【辰已講座受講歴】
 予備試験論文予想答練、予備試験論文公開模試、法律実務基礎科目集中答練、
 論文予想速まくり、予備試験総択、予備試験スタンダード論文答練、
 予備試験スタンダード短答オープン
【辰已書籍利用】
 2014年版ロースクール適性試験パーフェクト 分析&とき方本

 
■未修者コース合格   
  
「4年の春からでも対策は間に合う」
No.9 A.Kさん
●合格法科大学院
・関西学院大学法科大学院未修コース(全額免除)
・関西大学法科大学院未修コース(全額免除)
・甲南大学法科大学院未修コース
○出身大学
・関西学院大学法学部
 
・法科大学院を目指した理由
   私が法曹を目指したきっかけは木村拓哉さん主演のドラマ「HERO」を見た中学生の頃でした。以前から、女性も男性も性別を問わず活躍できる仕事を探していた私は、イキイキと活躍している検察官や弁護士の姿に心打たれ、法曹を目指すようになりました。
・ロースクール受験について
   私は大学で体育会に所属していたため、完全にロー受験対策を始めたのは4年の春と、かなり遅かったです。しかし、ロースクールの受験には、学部成績も大きな基準になるので、とにかく定期試験の勉強は1年生の頃からしっかりと行っていました。具体的に、志望校を絞り始めたのは3年生の秋頃です。合同説明会やオープンキャンパスなどに出向き、立地や学習環境、奨学金等の面で充実しているものを基準に考えました。
・適性試験対策および個別入試対策について
 

(1)適性試験対策について
 もともと適性試験に苦手意識はありませんでした。ですが、より高い点数を取ることで、夏以降の入試で有利になると聞き、本番までの約2ヶ月かなり重点をおいて対策をしました。
 対策方法は、まず辰已のDVD講座パターンで速攻征服・ラクラク適性試験や、西口先生の適性の無料講義を利用しました。解き方のコツを身に付ければ後は実践あるのみと思い、適性試験全国模試や、辰已の書籍で過去問や適性試験の問題を集め、約5年分を3回以上回しました。
 それもあってか、初めて模試を受けたときから随分点数も上がり、緊張で点数を落としがちな本番では自己最高点を出すことができました。

  (2)個別入試(小論文)対策について
 小論文対策としては、適性試験対策と同様に辰已のパターン別攻略・ラクラク小論文のDVDを見て解き方、書き方のコツを掴み、後は各大学の小論文の過去問を片っ端から解いていきました。小論文はほんとに大学によって問題が大きく異なるので、パターンを分析することが大切だと思います。その他は、本番と近い環境で何度か答案を書いてみると試験の時間配分等、入試の時に安心して受験できると思います。
・辰已講座および書籍の利用について
   私はロースクールの受験では、辰已の講座・書籍にお世話になりました。特に、適性全国模試はより実践に近い環境で試験を受けることもでき、入試のときには本当に役立ちました。また2回目の適性試験前には無料の講座などもあり大変重宝しました。書籍に関しては、択一問題の一つ一つに詳しい解答が載っていたので、1問ずつ納得して取り組むことができました。
・合格された今、
 ロースクール受験を検討している方へのメッセージ&アドバイス
   ロースクールの受験準備は確かに早いことにこしたことはありません。しかし、遅くても努力すれば間に合います。また、法律の勉強に現段階ではついていけないと思ったり、既修を受けるにはちょっと……と敬遠されている方はぜひ未修者コースも考えてみてください。視野が広まると思います。
   
【辰已講座受講歴】
 ラクラク適性試験、ラクラク小論文、適性試験全国模試
【辰已書籍利用】
 ロースクール適性試験パーフェクト分析&解き方本

  
「最後まで諦めない」
No.10 K.Iさん
●合格法科大学院
・中央大学法科大学院・未修コース(半額免除)
○出身大学
・早稲田大学社会科学部出身
 
・法曹を目指した理由
   社会に出てから学生時代には感じなかった理不尽な経験をしたからです。
 例えば就職活動時の性差別や、就職後の労働者の立場の弱さを実感しました。
 正義感の強い私は自分の信念に沿って仕事がしたい、組織に頼らず働くために手に職をつけたいと感じ法曹を目指しました。
・ロースクール受験について
   叔父が弁護士をしておりますが、中央大学は伝統的に法律を学ぶには良いと聞いておりました。未修の合格率も高く、熱心な教授も多いため中央大学法科大学院に入りたいと願い受験しました。OB・OGの数も多いため就職にも有利だと聞き同大学院を志望しました。私は何校か説明会に参加して、直接教授と話をして受験する院を決めました。皆さんも、事前に学校の雰囲気、教授の指導方針、立地場所、学費、合格率や合格後の就職支援含めて総合的に考慮してから受験校を絞る事をおすすめします。
・適性試験対策および個別入試(法律科目)対策について
 

適性試験対策について
 過去問を何冊も買って繰り返し解きました。私は市販のものに加えてネットで昔の過去問を購入しました。適性試験の時期が予備試験と重なっていることもあり、私は予備試験狙いだったため適性試験については就活時のSPIのようなものだと思って対策をしなかったのですが、誤算でした。適性試験には慣れが必要ですし、問いのパターンをつかまないと短時間で解くのは難しいと思います。また、パズル的な問題も多く、得意な人と不得意な人の差が出やすい試験だと思います。一度一通り解いて下さい。もし不得意であれば反復練習が大事なので、私のように直前で大慌てしないためにも早めの対策をおすすめします。

・個別入試(小論文)対策について
   未修は論文が肝だと思います。小論文に苦手意識を持っていたため、辰已の小論文対策講座を受講し、最終的には模試を受験しました。小論文は誰かに採点してもらわないと客観的な力を測れないと思います。積極的に予備校の模試等を利用することをおすすめします。また、小論文は時間内に書き終える事が重要ですので、志望する大学院の過去問を多く解いて慣れることがポイントだと思います。
・辰已講座および書籍の利用について
   河瀬厚先生の「小論文パターン特訓講座」はおすすめです。理由は@合格者の再現答案が載っているA河瀬先生が小論の書き方を分かりやすく基礎から教えてくれるB主要ロースクールの過去問を取り上げて解説してくれるからです。小論の過去問を一人で解いていても自己流の解釈しか出来ません。また、合格答案のレベルを知る事もできないので、どこまで書けば合格出来るか分からず不安になります。辰已の同講座は短期間で力がつくし、ライブを逃してもビデオで聞けるので助かりました。河瀬先生の講義で小論を書く上で不可欠な考え方を身につけました。私は、併せて「闘う20題」という書籍を購入して練習しました。
・合格された今、
 ロースクール受験を検討している方へのメッセージ&アドバイス
   私は適性試験の練習をする時間が余りなかったので点数は本当に低いと思いますが、合格する事が出来ました。勝因は小論文だったかと思います。適性試験の点数については公式に発表された足切り点数を超えていれば一応大丈夫です。ネットに各大学院の点数について色々書いてあり、点数が低いと悩みますが気にしないで下さい。点数の低い私でも半額免除まで頂けました。未修は受験情報量も少なく大変ですが精一杯受験すれば何とかなります。小論や面接などで総合点を上げる人もいます。受験は長期戦ですし手を抜かず最後まで頑張って下さい。
   
【辰已講座受講歴】
 河瀬厚の小論文パターン特訓講座、小論文全国模試
【辰已書籍利用】
 法科大学院小論文 闘う20題

  
「適切な計画を作り、修正しながら勉強を」
No.11 Y.Uさん
●合格法科大学院
・東北大学法科大学院・未修
○出身大学
・東洋英和女学院大学人間科学部
 
・法曹を目指した理由
   大学卒業後の就職先でハラスメントに遭い、ストレスで心身のバランスを崩したことからハラスメント被害の深刻さを実感し、ハラスメント問題の解決に取り組むことのできる職業である法曹になりたいと思い、法曹を目指すことを決めました。
・ロースクール受験について
   実家から通学可能で、ジェンダー法学に詳しい実務家教員が在籍していたことから東北大ロー専願で受験に臨みました。自分自身の意欲や合格実績も大切ですが、これからの数年間を過ごすことになる学校の校風も重要です。自分に合う校風か・自分の学びたい分野を学べるかどうかを確かめるために、学校説明会や卒業生の話を聞く機会には積極的に参加したほうがいいと思います。
 また、未修コースは学校によって基本七法のカリキュラムの組み方が異なります。私のような完全未修の方は、志望校の法学部の友人を作って教員の指導力に関する評判を教えてもらったり、大学院の授業を担当している教員の授業を科目履修生として受けてみるなどして、実際の指導がどのように行われるのかリサーチしておくとミスマッチが防げてよいと思います。
・適性試験対策および個別入試(小論文等)対策について
 

(1)適性試験対策について
 不得意だったので、12月から5月にかけて半年間徹底的に取り組みました。前年の適性では足切りギリギリの135点でしたが、半年かけて208点まで伸ばすことができました。直前期まで点数は伸び悩みましたが、超直前期から突然伸びました。適性が苦手な方は早い時期から取り組み、学習を継続することで必ず点数は伸びます。スランプは苦しいですが、やれば必ずスコアは上がります!
 辰已の講座教材と適性試験過去問集を何度も繰り返し解き、講座ですすめられた野矢茂樹先生の「論理トレーニング101題」も解きました。また、恥ずかしながら、これまで真剣な受験勉強を経験したことがなかったので、勉強法の本として「現役東大生が教える! 頭がよくなる7つの習慣(清水章弘著)」を購入し、この本のやり方に沿って勉強を進めました。

  (2)個別入試(小論文等)対策について
 公開されている過去問と講評に目を通し、どんな力が求められているのかを掴み、3年分(現在と同じ入試形式になった年以降の分)の過去問演習を行いました。また、大学教員をしている友人に相談し、何年サイクルで出題傾向が変わっているか・どういう傾向の文章が出題されているかのアドバイスをもらいました。出題傾向に近い分野の著者の本をいくつか読んで、その分野の文章の傾向に慣れておくとより余裕を持って取り組めると思います。
・辰已講座および書籍の利用について
   適性試験スタンダード講座の基礎編(通信)・本編と辰已の過去問集を利用しました。私は基礎編と過去問集だけで手いっぱいでしたが、さらに高得点を目指したい方は本編まで受講してもよいと思います。正直、通信講座のフォロー体制は万全とは言い難いものでした。通学が可能な方は通学をおすすめします。
・合格された今、
 ロースクール受験を検討している方へのメッセージ&アドバイス
   少子化が進行し、ロースクール離れが進んでいる今、ロースクールに合格すること自体はさほど難しいことではありません。適切な方法と計画を作り、実行し、修正しながら勉強を続けていけば、必ず合格は可能です。
 どうしてもつらくなったときは無理せず少し休みましょう。何度休んでも、そのたびにまた歩き始めてゆけば、必ず道は続いてゆきます。
   
【辰已講座受講歴】
 適性試験スタンダード講座【基礎編】【本編】
【辰已書籍利用】
 ロースクール適性試験パーフェクト分析&とき方本2012,2013,2014

 
 
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