挑戦者の皆さんへ
いよいよ2022年予備試験の開始です。
果敢なる挑戦者である受験生の皆さんに、辰已は心から敬意を表するとともに、本年のご成功を深く祈念しています。
辰已恒例の、辰已講師陣からのエールをお届けします。
少しでも皆さんへの応援になれば幸いです。
辰已法律研究所 所長 後藤守男

元東京高検検事
元司法研修所教官
弁護士
新庄健二先生
『相対評価』
皆様、お疲れ様です。遂に短答式試験を迎えましたね。今までよく頑張ってきましたね。短答式試験で重要なこと、それは相対評価の視点です。取れる問題を確実に正解し、難しい問題をパスする勇気です。少しだけ確認しておきましょう。
①問われていることを間違えない
②簡単な肢から検討する
③テクニックをフルに活用する
④迷ったら「より正解に近いもの」を選ぶ
⑤△を活用する
⑥難しい問題は制度趣旨から思考する
⑦最後まで諦めない
皆さんの頑張りに期待しております。祈!合格!
コーチ 西口竜司
予備試験(短答式)受験生へのエール(動画)

辰已専任講師・弁護士
西口竜司先生
1点でも高い点数を取る!
短答式試験の正確な合格点は、試験中には分かりません。したがって、貴方が短答式試験中に意識すべきことは、「1点でも高い点数を取ること」に尽きます。その目的を達成するために必要な手段は、次の3つと考えます。
第1に、自分が解ける問題を確実に早く正解することです。
第2に、自分がよく分からない問題に拘泥しないこと、言い換えると、短い時間で間違えることです。
第3に、とりあえず3~5問飛ばし、最後の問題まで一度早く辿り着くことです。そして、とりあえず飛ばした問題の中から、時間をかけさえすれば正解できるものを何問か選び、その問題を解き切ることです。最後まで解かなかった問題には、自分が予め決めているものをマークします。ちなみに、私は、3をマークしていました。
貴方が今年の予備試験に合格されることを祈念いたします。

辰已専任講師・弁護士
福田俊彦先生

辰已専任講師・弁護士
松永健一先生
「最終チェック 択一試験の陥穽はここだ!」
心身の状態を力強く維持し、よくここまで辿り着きました!まずは、皆様に心からの敬意を表します。さて、あらゆる試験というものがそうなのですが、完璧な準備ができた人は皆無に近いです。ですから、ここは発想を転換して、現有戦力をフル稼働して戦いぬく覚悟を決めましょう。あなたの今の全てをぶつけていくのです!そうすれば必ず論文試験への道は開けます。
1...本試験特有の時間の流れ方に注意
1問約2分を死守。本番では緊張感と「大事に行こう」という感覚が共作用して、模試より時間を食うことになります。これが本番特有の時間の流れ方です。ここを意識して、時間配分には特に注意しましょう。とりわけ、正解の見込みが立たない場合は、勇気をもって捨てて次の問題に移りましょう。1問を無理に取りに行って時間不足となり、全体が破たんすることだけは回避しなければなりません。
2...思考を停止させないこと
考える作業から逃げない。こうした問題が合格の分水嶺になることが多いのです。特に判例の事案を少し変えて現場思考をさせる問題等などが想定されます。ここでは、記憶した知識に逃げ込まず、正面からこれに挑むことです。落ち着いて論理的に考えれば、答えは出るはずです(なお、本試験の問題は巧妙であり、思考を放棄すると間違うように作られています)。
3...初見の問題は「必ずあるもの」と腹をくくること
見たこともない問題から逃げない。本番では、見たことがない判例・知識問題が必ず何問かは出るものです(本試験とは「そういうもの」なのです)。こうした局面で逃げ出してはいけません。腹をくくって、既存の知識、今まで蓄えてきたリーガルマインドや、一般常識も駆使して解答すればOKです。
4...諦めたら試合終了
合否を分けるのは執念の強度です。本番が物凄く難しく思えるのも、毎年の本試験の「通有性」なのです。「もうだめだ」と投げ出さず、最後の最後まで粘り抜いてください。
以 上

辰已専任講師・弁護士
金沢幸彦先生

辰已専任講師・弁護士
原孝至先生

辰已専任講師・弁護士
宍戸博幸先生