今年も、恒例の、辰已法律研究所からの激励のメッセージをお届けします。
どうぞ辰已講師陣からの心からのエールを受け取ってください。
決して焦らず、決して恐れず、決して怠らず、そして、決して諦めず、
4日間、歯を食いしばって耐え抜いてください。
苦しいのはあなただけではありません。
ゴールは目前です。
辰已法律研究所 所長 後藤守男
『合格へのモチベーション』
皆様、お疲れ様です。ようやくこの日が来ました。寝ていない方、緊張し過ぎて震えている方、色々な思いをお持ちのことかと思います。みんな同じです。貴方だけではありません。まずは大きく深呼吸しましょう。今まで頑張ってきたことを思い出しましょう。そうなんです。既にやり切ったんです。本試験の現場では、今までやってきたことを確認するんです。論文試験の必勝法を書いておきましょう。
①問題文を正しく読むこと
②条文を意識すること
③基本的な知識を利用して書くこと
④あてはめを具体的に書くこと
⑤時間配分を意識すること
⑥法的な答案にすること
最後に、感謝の気持ちと諦めない気持ちです。頑張っていきましょう。祈!合格!
司法試験コーチ 西口竜司
司法試験受験生へのエール(動画)

辰已専任講師・弁護士
西口竜司先生
「弱気は最大の敵」
貴方が受験する司法試験の試験時間中には、「もう駄目だ。」、「この設問の解答で何を書けばよいのか全く分からない。」、「他の人はスラスラ書けているにもかかわらず、自分だけ書けない。」などと弱気になる時が必ず来ます。
その時には、プロ野球選手であった故津田恒美投手の座右の銘である「弱気は最大の敵」を思い出してください。貴方は、これから法曹になり、様々な事件で他人の人生を背負って闘うわけですから、法曹登用試験である司法試験に押し潰されてはいけません。
そして、周りを見渡し、深くゆっくりと息を吐き出しましょう。そうすると、「自分が分からないことは、他の人も分からない。」という真理に気が付き、条文や制度趣旨といった基本的な知識から法的三段論法を簡潔に組み立て、とりあえず先に進めるはずです。その結果、司法試験合格という果実が得られます。
これまでの貴方の努力が報われ、司法試験に合格されることを祈念いたします。

辰已専任講師・弁護士
福田俊彦先生

辰已専任講師・弁護士
松永健一先生
「絶対に落ちはしないための、最終チェック」
1 心身の状態を力強く維持し、よくここまで辿り着きました!まずは皆様に心からの敬意を表します。やり残したことを思い悩む気持ちは捨てましょう(完璧に準備できた人なんていません)。とにかく現有戦力をフル稼働して戦いぬく覚悟を決めましょう。あなたの「現在の」全てをぶつけていくのです!そうすれば、必ず道は開けます。
2 問題文の事実には必ず特殊性があります。ここが合格の分水嶺です!答案では必ず言及しましょう!
特殊性といいうのは、典型事例との違いです。要するに典型事例を念頭に置きつつ、どこがどのように違うのかを少しだけ書けば良いのです。ただし、長々と論じる必要はありません。
3 「原則→不都合性→修正」「条文→規範→あてはめ」という「型」は、死守しましょう。多くの答案に接してきた講師の目線から言えば、合格のハードルは決して高くありません。実は①主要論点をほぼ拾えており、②三段論法が守れていれば、ほぼ合格できています。
4 試験中に、冷静に、平均的受験者の合理的な解答行動を想定すること(一歩引いて鳥瞰するイメージです)。皆が書けそうな設問は丁寧に書き(小論点も必ず拾う+条文趣旨から論じる)、誰もわからなそうな設問は端的に守る(そこで勝負にいかない)。
5 「受からないまでも、絶対に落ちはしない!」。日本語として変ですが、私が本試験の数日間を戦い抜くにあたり羅針盤とした言葉です。試験期間中、必ず幾度か、合否の分岐点となるようなジャッジが受験生に突きつけられます。「落ちない」ためにどうすればいいか?この観点から、試験終了まで冷静な解答行動を貫き通せば、結果的に合格しているはずです。
6 この試験は、勝とうとしなくても良いのです。勝とうとするから自滅するのです。試験期間中に、大崩れをせず、攻めと守りの意識で「生き残る」ことさえできれば、いくつかのミスをしても合否に影響しません。だから、自暴自棄にならず最後の1秒まで食らいついていこう。決して諦めないでください!
目的を達成された皆さんと、いつか実務の場でお会いすることを楽しみにしています。
以 上

辰已専任講師・弁護士
金沢幸彦先生

辰已専任講師・弁護士
原孝至先生