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考査委員の問題意識を踏まえた辰已がお薦めする教材一覧

 

■公開:2019年01月11日
    

  毎年辰已法律研究所では,司法試験論文本試験の素材文献を研究して,これをスタンダード論文答練や辰已・司法試験全国公開模試などの出題に活かし,多くのズバリ的中実績を挙げております。特に平成30年司法試験論文本試験では,学者考査委員の関心分野から多くの出題がなされ,これを事前に研究したことにより,2018スタンダード論文答練や辰已・司法試験全国公開模試,直前フォロー答練等で多くのズバリ的中を出しました(下記の【平成30年対策辰已ズバリ的中問題】をご参考願います。)。

  
  そして,平成30年論文本試験の出題内容の特徴として,下記の各教科の【平成30年本試験関連文献】でお示ししたように,現考査委員の関係する基本書・演習書などからの出題が極めて多いことにあります。そこで,平成31年の司法試験受験生の皆様の学習の便宜のため,「2019スタンダード論文答練&全国模試」開講特別企画として,考査委員の問題意識を踏まえた辰已がお薦めする教材一覧を公開致します。
  
  もちろん辰已法律研究所と致しましては,今後もこれらの基本書・演習書などを参考にしつつ本試験におけるズバリ的中の精度を上げるように努力して参ります。そして受験生の皆様には,これらの基本書・演習書などを答案練習会の予習や苦手科目対策のために使用するなどして,本試験対策の一助として頂ければと思っております。
    
  なお,ご紹介させて頂きました基本書・演習書などの書名の下に,各出版社書籍紹介へのリンクを貼らせて頂きました。
  平成31年司法試験受験生の皆様の学習の便宜となれば幸いです。
  

■ 参考:平成31年司法試験考査委員名簿 ■

(平成30年11月16日現在)(法務省HP)
http://www.moj.go.jp/content/001275349.pdf
◆ 平成31年主要考査委員紹介&出題予想につきまして(ご参考) ◆
  平成30年にズバリ的中を続出された「主要考査委員紹介&出題予想」ですが,平成31年は辰已・司法試験全国公開模試申込者特典として,2月末にWEBにアップ致します。また,昨年同様に辰已専任講師・弁護士の福田俊彦先生にご監修頂き,今年はこの解説講義を福田先生にして頂きます。ご期待下さい。
 

■ お薦め教材一覧 ■

  
↓ご覧になりたい項目をクリックしてください↓
【憲  法】 【民事訴訟法】
  【行政法】 【刑  法】
  【民  法】 【刑事訴訟法】
  【商  法】  
  
 ■憲法(公法系科目第1問)
  【平成30年本試験関連文献】
 
曽我部真裕(平成30年・同31年考査委員)「青少年健全育成条例による有害図書類規制についての覚書」法学論叢170巻4・5・6号P.499~514
 
小山剛(平成30年・同31年考査委員)ほか編『判例から考える憲法』(法学書院,2014)P.83~93「第8章 青少年保護育成条例」(武市周作執筆)
 
  【平成30年対策辰已ズバリ的中問題(ご参考)】
 
2018スタ論第2クール開講ガイダンスH30本試験出題大予想と答案戦略公法系
「青少年保護を理由とした表現の自由又は知る自由の規制」
   
 
  【お薦めの教材】
 
新井誠・曽我部真裕ほか『憲法Ⅱ 人権』(日評ベーシック・シリーズ)(日本評論社,2016)
https://www.nippyo.co.jp/shop/book/7084.html
現考査委員の曽我部教授が表現の自由などを執筆しています。コンパクトで分かりやすく,近時の話題のテーマも多く検討されています。同著者による『憲法Ⅰ 総論・統治』(日本評論社,2016)も充実した内容です。
 
 
小山剛ほか編『判例から考える憲法』(法学書院,2014)
http://www.hougakushoin.co.jp/book/b177702.html
現考査委員の小山教授も編者の優れた演習書です。今年の本試験同様に判例を重視しています。

 ■行政法(公法系科目第2問)
  【平成30年本試験関連文献】
 
北村生和(平成30年・同31年考査委員)「演習 行政法」法学教室339号P.138~9(墓地,埋葬等に関する法律と行政裁量に関する問題。)
 
北村和生ほか『事例から行政法を考える』(有斐閣,2016)P.120~136の「事例⑧墓地経営許可をめぐる利益調整のあり方」(飯島淳子執筆)
 
  【平成30年対策辰已ズバリ的中問題(ご参考)】
 
スタ論スタート2018行政法2
「墓地,埋葬等に関する法律,原告適格,裁量」
   
 
  【お薦めの教材】
 
曽和俊文・野呂充・北村和生編『事例研究行政法』(日本評論社,第3版,2016)
https://www.nippyo.co.jp/shop/book/7293.html
行政法演習書の定番です。特に「第1部 行政法の基本課題」は,司法試験受験生に必須といえます。
 
 
北村和生ほか『事例から行政法を考える』(有斐閣,2016)
http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641131873
現考査委員の北村教授も執筆者の一人です。平成30年司法試験公法系科目第2問(行政法)につき同書事例⑧,同年予備試験行政法につき同書事例⑨,平成30年度行政書士試験問題44記述式につき同書事例⑱と,平成30年の各資格試験の行政法で類似問題が出題されています。

 ■民法(民事系科目第1問)
  【平成30年本試験関連文献】
 
山田卓生ほか『分析と展開 民法Ⅱ』(弘文堂,第5版,2005)P.25~36「3 弁済の提供と受領遅滞(債権者遅滞)」(鎌田薫執筆)
 
千葉恵美子ほか編『Law Practice民法Ⅱ【債権編】』(商事法務,第3版,2017)P.41~6「8 種類債務の履行の提供と受領遅滞」(北居功執筆)
 
松久三四彦ほか『事例で学ぶ民法演習』(成文堂,2014)P.176~185「24 不特定物の特定・弁済の提供・受領遅滞」(曽野裕夫執筆)
 
前田陽一(平成30年・同31年考査委員)ほか『民法Ⅵ 親族・相続』(リーガルクエスト)(有斐閣,第4版,2017)P.314~6「可分債権」(前田陽一執筆),394~5「『相続させる』旨の遺言」(浦野由紀子執筆)
 
  【平成30年対策辰已ズバリ的中問題(ご参考)】
 
2018スタ論第2クール開講ガイダンスH30本試験出題大予想と答案戦略民事系
「種類物の特定と危険負担」
   
 
  【お薦めの教材】
 
沖野眞已(平成31年考査委員)・窪田充見・佐久間毅(平成30年・同31年考査委員)編著『民法演習サブノート210問』(弘文堂,2018)
http://www.koubundou.co.jp/book/b372074.html
  編著者の2人が現考査委員です。民法(債権法)改正部分については新法で書かれているため,現行法で実施される平成31年司法試験対策として使用するには注意を要しますが,改正部分以外の通読や目次を知識確認に使うのは有益かと思われます。
 
 
松久三四彦ほか『事例で学ぶ民法演習』(成文堂,2014)
http://www.seibundoh.co.jp/pub/search/027371.html
  民法財産法に関する定番の演習書です。解説が問いに答える形式に徹している点が非常に良いです。
   
 
前田陽一ほか『民法Ⅵ 親族・相続』(リーガルクエスト)(有斐閣,第4版,2017)
http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641179318
  考査委員の前田教授も執筆されている定番の基本書です。平成30年司法試験民事系科目第1問設問3の解答には,極めて有益であったと思います。

 ■商法(民事系科目第2問)
  【平成30年本試験関連文献】
 
黒沼悦郎(平成31年考査委員)編著・松井秀征(平成30年考査委員)ほか著『Law Practice商法』(商事法務,第3版,2017)P.60~64「問題11 利益供与」(福島洋尚執筆),P.71~5「問題13 定款による株式の譲渡制限」(中東正文執筆),P.260~264「問題46 会計帳簿・株主名簿の閲覧請求」(黒沼悦郎執筆)
 
伊藤靖史ほか『事例で考える会社法』(有斐閣,第2版,2015)P.323~335「事例⑯」(松井秀征執筆)
 
山下友信編『会社法コンメンタール4―株式⑵』(商事法務,2009)P.118~133「相続人に対する売渡し請求」(伊藤雄司(平成30年・同31年考査委員)執筆)
 
中村信男「譲渡制限株式の売渡請求制度と判例に見る問題点等の検討」早稲田商学438号P.283~319
 
中村信男・受川環大編『ロースクール演習会社法』(法学書院,第4版,2015)P.83~93「〔10〕会社による譲渡制限株式の売渡請求と会社法における売渡株主の救済策」(中村信男執筆)
 
  【平成30年対策辰已ズバリ的中問題(ご参考)】
 
2018スタンダード論文答練(第2クール)民事系1第2問(商法)
「会計帳簿の閲覧請求」
   
 
  【お薦めの教材】
 
髙橋美加・笠原武朗・久保大作・久保田安彦(平成31年考査委員)『会社法』(弘文堂,第2版,2018)
http://www.koubundou.co.jp/book/b355704.html
考査委員の久保田教授も執筆されている非常に分かりやすい基本書です。同書の第2版はしがきには,「過去の(新)司法試験・司法試験予備試験を再度精査し,解答に必要な点について説明が分かりやすいかどうかを検討した。…」と記載されており,司法試験受験対策としては極めて有益です。
   
 
黒沼悦郎編著『Law Practice商法』(商事法務,第3版,2017)
https://www.shojihomu.co.jp/publication?publicationId=2816254
平成30年までは同書の執筆者の一人である松井教授が考査委員でしたが,平成31年は同書の編著者である黒沼教授が考査委員になりました。網羅性があり内容の充実した一冊です。

 ■民事訴訟法(民事系科目第3問)
  【平成30年本試験関連文献】
 
三木浩一・笠井正俊(平成30年・同31年考査委員)ほか『民事訴訟法』(リーガルクエスト)(有斐閣,第3版,2018)P.531~2「重複訴訟の処理 ⑵当事者が同一で原告と被告が入れ替わっている場合」(笠井正俊執筆)
 
井上治典「文書提出命令⑴―第三者の所持する診療録(東京高決昭59.9.17判批)」民事訴訟法判例百選Ⅱ(新法対応補正版)P.292~3
 
笠井正俊「補助参加の利益に関する覚書」河野正憲ほか編『井上治典先生追悼論文集 民事紛争と手続理論の現在』(法律文化社,2008)P.215~238
 
  【平成30年対策辰已ズバリ的中問題(ご参考)】
 
2018辰已司法試験全国公開模試民事系第2問(民事訴訟法)
「補助参加の利益」
   
 
  【お薦めの教材】
 
安西明子(平成30年・同31年考査委員)ほか『民事訴訟法』(有斐閣ストゥディア)(有斐閣,第2版,2018)
http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641150508
現考査委員の安西教授も執筆されている基本書です。コンパクトながらも非常に分かりやすく書かれています。特に頻出テーマである訴訟の終了については,安西教授が手堅くまとめています。
   
 
三木浩一・笠井正俊ほか『民事訴訟法』(リーガルクエスト)(有斐閣,第3版,2018)
http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641179387
現考査委員の笠井教授も執筆されている基本書です。若干独特の体系ですが,内容は非常に充実しています。平成30年の司法試験と予備試験の本試験問題の分析には,有益な一冊です。
   
 
山本和彦編著・安西明子ほか著『Law Practice民事訴訟法』(商事法務,第3版,2018)
https://www.shojihomu.co.jp/publication?publicationId=4950432
現考査委員の安西教授も執筆されている定番の演習書です。判決効と並ぶ頻出テーマである複雑訴訟の部分は,主として安西教授が執筆されております。

 ■刑法(刑事系科目第1問)
  【平成30年本試験関連文献】
 
塩見淳(平成30年・同31年考査委員)「演習刑法2」法学教室230号P.121のPTA会長が登場する事例。同頁にはポイントとして「名誉毀損罪における『公然』の事実『摘示』の意義」と記載されている。
 
同「特集『作為義務』の各論的検討」の「共同研究の趣旨とまとめ」刑法雑誌56巻2号P.265~270
 
同「主体の不能について(一)」法学論叢130巻2号P.1~34,「同(二・完)」法学論叢130巻6号P.1~28
 
  【平成30年対策辰已ズバリ的中問題(ご参考)】
 
2018直前フォロー答練刑事系第1問(刑法)
「不作為犯の作為義務」「不作為による殺人罪と保護責任者遺棄致死罪の区別」
   
 
  【お薦めの教材】
 
山口厚・塩見淳「〔対談〕刑法の学び方」法学教室373号P.66~75
現最高裁判事の山口厚氏と現考査委員の塩見教授の対談です。具体的な論点解説を通じて塩見教授の考えを知ることができます。
   
 
大塚裕史ほか『基本刑法Ⅰ 総論』(日本評論社,第2版,2016)
https://www.nippyo.co.jp/shop/book/7080.html
   
 
大塚裕史ほか『基本刑法Ⅱ 各論』(日本評論社,第2版,2018)
https://www.nippyo.co.jp/shop/book/7708.html
司法試験受験生に人気の基本書です。学説の対立などについても手堅くまとめられており,平成30年司法試験刑事系科目第1問(刑法)設問2のような出題形式への対策としても有益です。
   
 
今井猛嘉ほか『刑法総論』(リーガルクエスト)(有斐閣,第2版,2012)P.375~388「共同正犯の成立要件―共謀共同正犯論を中心に―」(島田聡一郎執筆)
http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641179196
現考査委員の塩見淳教授は,「共謀」を主要研究テーマの一つとされています(京都大学HP教員紹介参照)。共謀共同正犯については,同書の島田聡一郎教授執筆部分で非常に分かり易く解説されています。
   
 
只木誠編著『刑法演習ノート 刑法を楽しむ21問』(弘文堂,第2版,2017)
http://www.koubundou.co.jp/book/b283988.html
司法試験過去問並みの長文問題の演習書。充実した解説と司法試験合格者が執筆した解答例が非常に有益です。

 ■刑事訴訟法(刑事系科目第2問)
  【平成30年本試験関連文献】
 
池田公博(平成30年考査委員)「特集つまずきのもと刑事訴訟法 写真・ビデオ撮影」法学教室364号P.10~14
 
堀江慎司(平成30年・同31年考査委員)「伝聞証拠の意義」刑事訴訟法の争点P.166~9
 
古江賴隆『事例演習刑事訴訟法』(有斐閣,第2版,2015)P.337~347「伝聞法則⑵」(①領収書の証拠能力,②犯行計画メモの証拠能力)
 
  【平成30年対策辰已ズバリ的中問題(ご参考)】
 
2018辰已司法試験全国公開模試刑事系第2問(刑事訴訟法)
「ビデオ撮影」「伝聞証拠の意義」
   
 
2018直前フォロー答練刑事系第2問(刑事訴訟法)
「伝聞法則における領収書」
   
 
  【お薦めの教材】
 
堀江慎司「刑事訴訟法学習の手引き」法学教室404号P.38~43
現考査委員の堀江教授が執筆された刑事訴訟法の学習方法についての文献です。当然のことながら『リーガルクエスト刑事訴訟法』と相性がよいです。
   
 
宇藤崇・松田岳士・堀江慎司『刑事訴訟法』(リーガルクエスト)(有斐閣,第2版,2018)
http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641179332
現考査委員の堀江教授も執筆されている定番の基本書です。特に伝聞法則などの証拠法については,堀江教授が執筆しており,極めて優れた内容となっております。
   
 
古江賴隆『事例演習刑事訴訟法』(有斐閣,第2版,2015)
http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641139046
会話形式で解説されている定番の演習書です。平成30年は司法試験刑事系科目第2問(刑事訴訟法)設問2の領収書の証拠能力など,司法試験と予備試験双方において同書の事例と類似する事例が本試験で出題されました。
   

   
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